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できる人は「フラグ」に気付く
こんにちは!加賀です!
できる人はフラグに気付くというテーマでお話をしたいと思います。
フラグのもともとの意味は「Flag=旗」で目的地や目印を表す意味合いでも使われます。プログラミングの世界で使われるフラグは「条件の達成または未達成を判定するための変数」という意味合いで使われます。
しかし私たちが日常生活で使っているフラグは「伏線」という意味合いの方が多いと思います。TwitterやYouTubuのコメント等で使われている「死亡フラグ」「フラグ回収」など。
伏線、前触れといった、あるストーリーにおいて"特定の現象が起こる前の条件"的な意味合いで使われます。
今回のお話は、後者「伏線」的意味合いでのフラグについてです。
フラグの種類から簡単に
◯◯フラグという言葉はたくさんあります。代表的なフラグは以下のようなものだと思います。
死亡フラグ
代表的なフラグといえば「死亡フラグ」でしょう。死亡フラグが立つと、登場するキャラクターが死亡してしまったり、死亡寸前にまで追い込まれてしまいます。代表的な死亡フラグは、ドラゴンボールのヤムチャです。
![](https://assets.st-note.com/img/1674032603019-vPVi2tlYXo.png)
新しく登場した強敵に対して「なめている発言」をしている場合は、死亡フラグが立ちます。その他にも「最終奥義を出しても効かない場合」「もともと敵キャラだったが味方として登場してカッコいいセリフを残すとき」など、結構死亡フラグはたくさんあります。笑
![](https://assets.st-note.com/img/1674032906836-7xOrVRdwXI.png)
生存フラグ
死亡フラグとは反対に「生存フラグ」があります。生存フラグは普通なら死んでしまうような状況だったとしても何らかの条件によって、助かる可能性が上がるフラグです。
代表的なところでいくと、ワンピースのルフィでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1674033183085-IRINlX11dZ.png)
これは主人公なのでセリフがなくても死なないことは想像できますが、「わりい おれ死んだ」など死を受け入れるセリフが描かれた場合は、生存フラグの可能性が高いです。他にも窮地の状況の中、死を覚悟して目をつぶった描写などがあれば生存フラグと認識しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1674033324820-xjjhCzHzxH.png)
仕事におけるフラグ
このような◯◯フラグを読み取れる力こそが仕事で結果を残すために必要だと考えています。なぜかというと、良くないことが起きる前兆や伏線に気付ける人は、未然に防ぐことができるリスクヘッジ能力が高いからです。
たとえば「退職」「解約」「トラブル」など企業にとって嬉しくないことでも、改めて振り返ると「フラグ(前兆)」は立っています。
もちろん、なんの前触れもなく突然起こってしまうケースもありますが、ほとんどの場合はこのフラグがあります。「突然だった」と思うことでも実は気付いていないだけ。という可能性があります。
(余談)気付ける人は運も良い
![](https://assets.st-note.com/img/1674206029361-efbrMpvXv0.png?width=1200)
一説では「運の良い人は、気付く力が優れているだけ」と言われています。チャンスは平等にあるが、そのチャンスに気付けるかどうか、それだけの違いとのこと。
たとえば、道の脇にお金が落ちていたとして気付いた人は運が良いと言えますし、気付かなかった人は「気付いていないことにも今後気付かない」ので運が良かったと思うことはないでしょう。
逆もしかりで、なにか悪い事象が起きたとしても「前兆」に気付けなかった人は「たまたま運が悪かった」といい、「前兆」に気付けている人は対策するかもしくは覚悟をしているため「運が悪かった」とは言いません。
フラグの話とは少しそれてしまいましたが、気付ける人はチャンスを掴み、リスクを避けられる可能性が高いと言えます
どうやったらフラグに気付けるのか?
いろんなことに気付くことが出来る人、あるいはリスク回避が上手い人に、どうやって「フラグに気付くのか?」と聞いてみてください。おそらく「勘」という回答が多いのではないでしょうか。
ヤムチャのようなわかりやすいフラグであれば良いですが、日常生活において確定演出のようなわかりやすいフラグはあまりありません。
表情の変化、声色の変化、LINEの顔文字の変化、言動そのものの変化、歩き方や動作の変化などなど、小さな変化を見逃さないことが気付くことが重要だと考えています。
その小さな変化の中にフラグがあり、今後の展開予想をします。
たとえば「メールで普段は!をつけるのに今回はついていない」
↓
仮説① 〇〇の件で怒っている。(確率30%)
仮説② ただのつけ忘れ (確率30%)
仮説③ そもそも機嫌が悪い (確率40%)
↓
「電話で声色を確認したら、話している内容は普通だが声のトーンが低い」
↓
仮説① 〇〇の件で怒っている。(確率50%)
仮説② ただのつけ忘れ (確率10%)
仮説③ そもそも機嫌が悪い (確率40%)
↓
「◯◯の件、改めて謝罪させてください」みたいに先手を打つ。
つまり大事なのは、小さな変化に対して敏感になり、別のアプローチをしながら仮説の確率を自分の中で確かめることだと思います。そうすることで「確定フラグ」になり先手を打つことができます。
自分のことしか見えてない余裕がない状態では「ま、まさかヤムチャがここで死ぬなんてっ💦」という状態になりかねないので、常に余裕を持ち広くものごとを観察することが大切だと思います!
ではまた。