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食を通じて世界を見る

おはようございます。
今日も食日記ご覧いただきありがとうございます。

昨日は久しぶりに銀だこを食べました。
コク旨てりたま味は初めてで、食べ応えにハマりました。
それにしても、カリッと熱々の銀だこのクオリティは言わずもがなほっぺたとろけますよね。
いつかイオンんおフードコートでたこ焼き焼き三昧してみたいと夢を描いていたものだと懐かしく思いました。


今日は食育の大切なお話。
見えない生産者の思いをみえるようにしたい。
とっても大切で僕も関わりたい一つの想いです。



今日の食日記

僕らは大きくなるにつれて、学びたいことだけを学んだり、好きなことだけを好きにやって生きていきたいと思うようになるものだ。

よく考えると、小さい頃からの義務教育があり、高校や大学で学びたく無いものも学んできたからこそ、広がった知見から学びたいとか好きを見つけているのだから、結局は全ての学びが生きていることになるのだが。そんなことを意識できる人は一体どれほどいるだろうか(僕は母と話す中で改めて気づくことができた)。

僕は言うまでもなく食というキーワードが人生のテーマであり、食べるという行為がどれほど豊かさにつながっているのかをとことん突き詰めて生き続けていきたいと思う。
食、つまり食べるという行為は人は誰しも避けては生きれない行いであり人生を創り上げる大きなファクターだ(99.8%くらいの人が好きと答えると簡単に予想できるが、そうでもないのか?)。

すると、僕は思うのだ。
食育というテーマは誰しもが学ばなければならないと。食べるという行為にはその責任があると思うのだ(気づけば意識していないことだってもちろんあるが、片隅に置いていると本気のいただきますができたりする)。

生産者さんを知って、加工者を知って、フェアトレードとかそういう実態も知って、なぜ今こんなにも美味しい世の中に暮らすことができているのか。知るべきである。
そんな食育ができるお店に行けたらいいのに。

ある日のこと、特に何も考えずにカフェに行ってゆっくりしたいなーと家を出た朝8:30。本当にそれだけのいわゆるいつもの気持ちだった。
休日いつものこの気分。
正直に早起きし、若干の寝不足を持って行く。好きな習慣だなぁ。


後から知ることになるのだが、タイ産のコーヒーショップ。外にもそのグリーンが織りなすエネルギーが溢れていた。
どこか東南アジアのフレッシュさを感じられたのは、清々しい朝だった。


今日のお店

こんにちはー、とゆっくり店内へ。

とっても気さくで優しく明るいお店の方々が太陽のような温もりで迎えてくれた。早速おすすめを聞いてみると、ここはタイのアカ族の人達が栽培しているコーヒーを扱っていますとおっしゃっていた。

普段何気なく飲んでいるコーヒーも、産地を聞くだけで、灼熱のタイの眩しい太陽を浴びてイキイキと育ったんだろうなーと考えられる。
なんだかジューシーなコーヒーなんだろうなーと妄想。

とりあえず座った先に、清々しい太陽が。光合成してしまいそうだった。

ゆっくりと流れるこの店内で、キャロットケーキとコーヒーを頂くことに、南国のエネルギー感じている(タイの香りがする)。


南国のパワーが内包されている

目の前で丁寧に淹れて頂いたコーヒーと、想像の2倍あったありがたき大きなキャロットケーキを眺めると、ふんわりと笑顔になり始めた。

コーヒーは、浅煎りのフルーツという意味のコーヒー。
浅煎りの割には最初に重たいコクがあるかなーと思ったけれど、後味がやっぱりフルーティーで、タイで育った笑顔いっぱいのフルーツを思い出した。

キャロットケーキは胡桃ナッツがどでかくゴロゴロ歯応えが病みつき。
素朴の甘さと味わいの中にクリームチーズの爽やかさとカルダモンのその風が吹くと、すっきりと深呼吸したような味わいに。


そんな味わいを感じてひとりで語っていると、お店の方が本を持ってきてくれて、たくさんお話ししてくださった。

タイのアカ族の人々が作っている思い、経緯、現在。
沢山の思いを込めたこの一杯のコーヒーを感じることができた。
奥が深く、嬉しい気持ちにもなって、コーヒーの香りをもう一度深呼吸した。

店員さんとのお話も、ゆったり心地よくて生産者さんの思いを聞いたり、朝からゆったり世界に目を向けられるのもコーヒーの世界の良さかもしれない。

こんな風に身近にあるものを、世界に目を向けて頂くと、何気ない毎日の食にも感謝できるし、改めて学ぶことも沢山ある。
世界は繋がっているんだから、そんな感謝を忘れないように、食に向き合って食べることが今の僕らには必要だ。


美味しいひとときに、ごちそうさまでした。
では、また次回。




今日のお店:AKA AMA COFFEE ROASTER(東京都新宿区赤城元町1−25)



*Instagramでは暮らしにある食をすきなだけ発信しています*

暮らしのヒントになれば、と。

リンク→ https://www.instagram.com/kei_fooddiary/



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