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‎唎酒師がパスタを中心に淡々とイタリアンを綴る

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自身の調理ポリシーやレシピも含め、パスタを中心に大好きなイタリアンについて幅広くつづる。ワインも飲むが、自身が「国際‎唎酒師」(日本酒ソムリエ)であるゆえ、イタリアン×日本酒も頻…
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記事一覧

[素パスタ③]カチョエぺぺ - レシピあり -

前々回、そして、前回に続いて、素パスタである。 今回は、カチョエぺぺ、チーズと胡椒だけの…

慶光院 義和
10か月前
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[素パスタ②]トマトソースのパスタ - レシピあり -

前回よりだいぶ間が開いてしまったな。”素パスタ”の1回目で、素パスタの定義もした。素うど…

慶光院 義和
11か月前
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[素パスタ①]私的”素パスタ”の定義、そしてコラトゥーラのパスタ - レシピあり -

素パスタ・シリーズをいっとくか。いきなりだが、用語の使い分けをしておこう。 〈用語使い分…

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[イタリアンな書籍②] イタリア半島「食」の彷徨

[イタリアな書籍①] に続き、書籍について語っておく。今回は、私のイタリアン好きに決定的な…

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[イタリアンな書籍①] ”フェデリコ・カルパッチョ”シリーズ

記事「インサラータの事」で、引用したフェデリコである。著/フェデリコ・カルパッチョ、訳と…

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インサラータの事

サラダをイタリア語では、インサラータ: Insalata と言う。語源は「塩」だそうだ。 サラダと…

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リゾット 〜 イタリアはお米の国でもあったな - レシピあり -

皆さん、ご家庭でリゾットを日常的につくるだろうか?我が家は(あるいは私は)頻繁につくる。 極東アジアにて、他のアジア・エリアとは少し異なる炊き方が進歩、米の品種もそれに沿って改良/進化してきた瑞穂の国としては、わざわざ洋風に米を調理する必然性もないでしょ、という感じかもしれない。実際、これだけ洋食化、というより洋食とのハイブリッドが進んだ日本でも、リゾットが家庭の食卓にのぼるのは非常にまれなのではないかと想像する。 しかししかし、さすが、米については譲らないこだわりの国。

[イタリアンなコラム③]残った卵の白身は何に使うのさ

白身問題である。カルボナーラのレシピ に、「白身は別な料理に使う」と書いた。「そんな無責…

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[イタリアンなコラム②]パスタを茹で始めるタイミング

[コラム①] で、茹でる時の塩の話をした。さあ、塩を入れてお湯が沸いたらどうするのか。そり…

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[イタリアンなコラム①]パスタ茹でる時の塩

義和スタイルのカルボナーラ・レシピを前回の記事で書いたが、カルボナーラに限らず、パスタを…

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カルボナーラ系パスタへの思い⑦ -レシピあり-

前回までで、私の中の ポリシーについてのまとめ、お伝えしてきた。(⑦回目にして、ついにタ…

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カルボナーラ系パスタへの思い⑥

前々回、前回と、私の中での ”レシピ基準”、ポリシー、考え方についてお伝えしてきた。まと…

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カルボナーラ系パスタへの思い⑤

前回は、私の中での ”レシピ基準” についてお伝えした。おさらいすると、 [point1]生クリ…

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カルボナーラ系パスタへの思い④

前回、『生クリームなし』にチャレンジするにあたっての、レシピリサーチを始めるところまで書いた。最初に参照したお師匠の 動画 のレシピを再掲する。 ・パスタ(太め 2.2mm) ・チーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ) ・卵 ・黒胡椒 ・パンチェッタ(ベーコン可) ・塩 非常にスタンダードというか、日本人向けには間違いない感じ。牛乳のチーズであるパルミジャーノ、ベーコン可、としている辺り。 この後も、動画 を含むあらゆる情報をいろいろ精査した結果、このリンク先が私の中での