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【育児】土曜の朝、焼きたてパンの香り。
「パン作りたい!」
息子が言いました。
彼はいつも唐突なのです。私にとっては。
大人には「どうした急に?」と思うことでも、子どもには子どもなりの理由があって。
アマゾンプライムの『しまじろう』でパン作りのお話を見て作りたくなった、ということでした。
子どものしたいことは、金銭的・物理的に難しくなければやってみよう!というのが私のスタンス。
早速実家に電話し、ホームベーカリーを借りることに。というか、借りたところで私一人じゃ作れないので、実家で作らせてもらうことに。
土曜日。
7時にパパを見送って、朝ご飯を食べ、いざおばあちゃんの家へ。
生地作りはGOPAN(ホームベーカリー)におまかせ。
生地ができたら12等分し、丸めて10分休ませます。
縦長に丸めて、また10分休ませる。
生地をめん棒で伸ばして、チーズまたはウインナーを入れて巻く。
ここで息子「ドーナツパン作りたい!」と言い出す。
伸ばした生地の真ん中に、お茶碗の底で穴を開けて、ドーナツ型を作る。
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オーブンレンジで発酵(40℃/35分)。
刷毛で生地に溶き卵を塗り、180℃のオーブンで15分焼くと…
バターロールの出来上がり!
大きさも形も揃ってないけれど、手作り感があっていいんじゃないかな。
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息子が作ったドーナツパンは、ベーグル風に焼き上がりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1662905017106-m6Bftkzq1T.jpg?width=1200)
焼きたての香ばしい香りがたまらない。
焼きたてのパンの香りって、どうしてこうも人を幸せな気持ちにさせてくれるのでしょう。
この幸せ具合といったら、お日さまの光をいっぱいに吸ったお布団と匂いと同じくらい、いえ、それ以上かもしれません。
だってパンは、良い香りの上においしいのですから。
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香ばしい香りに誘われて、お昼寝していたわんこも起きてきました。
ちょっと熱いけど、ふーふーしながら味見。
ふんわりとしたやわらかい食感に、口の中に広がるやさしい味。
中に入れたウインナーやチーズも、パンとの相性抜群でおいしい。
「やっぱ自分で作ったパンはおいしいな~」
と、背中をのけぞらせ、ちょっとえらそうな息子。
きみの突然の思いつきでおいしいパンが作れたのだから、えらそうな態度くらいは笑って見過ごそう。
「おかげで久々にGOPANが活躍したわ~。最近食パンしか作ってなかったから。」
と、おばあちゃん。
おじいちゃんもおでかけから帰ってきて、みんなで一緒に「いただきます」。
土曜日の朝、焼きたてパンの香り。
***
その夜、帰宅したパパにもパンを食べてもらいました。
「おれが作ったよ!」と息子は得意げ。
パパ、土曜出勤お疲れさま。
息子もパン作りお疲れさま。