『突破するデザイン』〜意味のイノベーションについて考える〜
こんにちは!あいでんです。
今日は久々にゆっくりできたので意識的にインプットに努めることに。ゆうても論文読んで、本読んで、久々にTED Talksを見ただけなんですけど。
おかげ様で『突破するデザイン』をやっと読了することができました。半月弱もかかるなんて…(笑)。
今回はこの本について書いていこうかなと思います。
▷はじめに
以前はチンプンカンプンだったこちらの記事も少しは理解できるようになりました。
当然ながらまだまだモヤモヤは残ったままですが、今回は再整理という意味も含めて以下の2点について書いていこうと思います。
〜本日の問い〜
①意味のイノベーションとは何か?
②なぜ、意味のイノベーションが必要なのか?
▷①意味のイノベーションとは何か?
まずは定義からということですね。私は次のように定義しました。
〜意味のイノベーションの定義〜
・内から外のイノベーション
・新しい解釈の創造
・批判精神によるビジョンの追求
ま、本に書いてあることそのまんまなんですけれども。
しかしながら、私的には3つ目の要件が腑に落ちない。
それはつまり理解がまだ甘いということなのですが…。
簡単に説明をしておきましょう。
まず1つ目の要件です。
これは以前"アート思考"のことをnoteに書いたときに言及したことと似ていて、自分が抱えている現状への不満を起点に着手していくということです。
著書内でも何度か出てくる「自分が愛していないものを他の誰が愛するのか」という言葉がそれを表しています。
次に2つ目の要件です。
まず前提として抑えておきたいのが「価値があるか否か」は「意味」で決まるということです。
人は"モノ" や "コト"を消費するときにそれらに意味を見出すからこそ価値を感じます。プロダクトやサービスはあくまでも手段でしかない。
その意味を見出すためのものさしを創造しようというのがここでいう「新しい解釈の創造」である。
最後に3つ目の要件です。
2つ目の要件をベースに考えれば重要なのは独創的なアイデアではありません。追求された解釈=「Why:なぜ」です。
アイデアを創出するために批判することを禁じ、決めることを先延ばしにするようなことはしません。あえて(批判精神をもって)批判をすることで「Why:なぜ」を追求し、より深くて強固なビジョンを創出するのです。
批判精神や批判について書き出すと内容がかさばってしまいますので今回は省略し、それらは否定をするためのものではなく、むしろスパーリングのような高めていくための肯定的なものであるという説明に留めておきます。
▷②なぜ、意味のイノベーションが必要なのか?
まず前提としてあるのがモノの充足がある。
これも山口周さんの公演をnoteにまとめた時に書いたことだが、モノの充足によりそれ自体の価値が下がりつつある。
それにより「役に立つ」ことから「意味がある」ことに価値が移行しているのだ。
人々は「意味」を探し(求め)始めたのである。
また、「How:どのように」から「Why:なぜ」へと興味が移り変わっていることも関係している。
「どのようにこれをするか」から「これは私にとって意味あるものなのか」と問うようになったのである。まさに「Why:なぜ」の追求である。
しかしながら”モノゴトの意味”というものは24時間365日私たちの中心にあるものであり、切っても切り離せないものだ。
そして”モノゴトの意味”はVUCAともいわれる現代、指数関数的に変化しているといわれている現代において、同様に絶えず変化し続けている。
それらに順応するために意味のイノベーションが必要とされている、求められているのではないだろうか。
▷最後に
実は今回の内容はY先生のゼミがワールドカフェスタイルで行った時の内容を拝借したもの。まだあと5点ほどあるのですが、今回は省略させていただきました。
理解不足もそうですが、説明するとなると結構かぶるところがあるなと。
文字数がお化けになりかねませんしまた別の機会にということで(逃げ)。
そのうち勝手に書き出すかもしれませんのでその時はお付き合い願います。
ということなんですが、私的には理解を深めるためにもこういうのは『批判精神』を持って議論したいところです。
ソーシャルイノベーションで取り扱ってくれんかな(ボソッ)
というかあれか。
先生の研究室のドアを叩きに行けばいいのか…って、なんで夏休みやねん。
小ボケもこの辺りにしておきましょう(笑)。
それでは、また次回!
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