【第1回】先人の失敗から学ぶ
ほぼ要約です🐾
(起業したい人&個人開発者は必見)
ダメわんこは失敗が怖いので
先人から学べることはなんでも学びたい🐾
1.落とし穴がいっぱい
新規事業開発の流れはざっくり3つのフェーズ+メンタルケアに分かれます。
1.課題発見: 解くべき課題を見つける
2.課題解決: 課題を解決するようなサービスを作る
3.集客: ユーザーを集めて収益化する
+α。メンタルケア: 全てのフェーズで精神状態を保つためのケア
2.やっちゃいけない陥りやすいミス
① いきなり作る 融資うける
NGPoint:需要や競合を調べず、こうだろうという憶測だけで行動する
特に融資は諸刃の剣です。借金Startであることを自覚しましょう💦
また、まずはしっかりとニーズがあるかを確認しましょう。
②解く課題が弱い
③無駄な機能を作ってしまう
時間ももったいないですし、
ユーザーやコンセプトから離れたものは9割定着しません。
④自分だけでやろうとする
当たり前ですが人に任せましょう。
一緒にやってくれそうな人を探す
友人やサービスにめちゃくちゃ共感してくれる人など、一緒にやってくれそうな人を探しましょう。個人開発といえど完全なる1人は辛いです。
外注する
例えば上記のSEOライティングなど、他の人に任せた方が良さそうなことはランサーズなどのサービスを使って外注するようにした方が良いです。
時は金なりです。
自分自身の時間をどこに使うのかよく考えるようにしましょう。
⑤いいものを作れば即売れると思っている
間違いです。今すぐ認識を改めましょう。
⑥モチベがなくなる
辞める原因No.1です。
3.回避するための対策は?
①アイデアを検証する
王道は広告×LP×事前登録
王道は事前登録フォームつきのLPを作り、
少額広告を打って反応を見るという方法です。
さらに事前登録してくれた方にインタビューを依頼。
課題について深掘りしていきます。
ノーコード系ツールの活用
最低限の機能を入れたサービスを実際にリリースしてより精度高くニーズを確認することができます。
②周りの人の課題をいきなり解決する
例えば
BASE: 母親がECサイトを作りたがっていたが、難しくて困っっていた。
MAMORIO: 姉がよくものを無くすので困っていた。
など、自分の身の回りの人の課題を解決するサービスで成功しているものは多くあります。
③お金を払う人がいるか検証する
toCサービス: クラウドファンディング
クラウドファンディングを活用してみるのは良い方法だと思います。
あなたの友人が欲しいというのはは社交辞令かもしれませんが、全然知らない方があなたのサービスにお金を払うことを約束してくれるこということはアイデアとして価値がある可能性が高いです。
toBサービス: 企業にサービスのプレゼンだけで事前契約をとってくる
企業に営業をかけてプレゼンだけで契約を取ってこれるか試してみます。
なかなかハードルが高いですが、これで1件でも契約が取れたなら相当確度の高いアイデアであることがわかります。
④デザインを勉強しよう
サービスの中で伝えたいことをうまく伝えられるようになるためにはやはりデザインの知見が必要です。
自分がデザインを勉強する前に作った日程調整サービスとデザインを勉強した後に作った現在のニッテのLPの比較です。
⑤その機能がないと登録しない/継続利用しない機能かどうかを基準に判断する
サービスが提供するメインの価値のことです。
チャットアプリならメッセージ機能、日程調整ツールなら日程調整機能と言った具合ですね。サービスが提供するメインの機能を磨き込みましょう。
⑥マーケティングに力を入れる
アメリカのスタートアップの偉い方々も以下のようにおっしゃっています。
実際、神話や伝説に反して、成功したハイテク企業の一般的なモデルは、製品中心ではなく、流通中心になることです。
Marc Andressen(a16z創業者)
引用: HIGH GROWTH HANDBOOK
良いアイデアがない、アイデアを実行できない、またはマトモな製品を作れないという理由で失敗するスタートアップをほとんど知りません。スタートアップの90%は顧客にリーチできないという理由で失敗しています。
ガブリエル・ワインバーグ (DuckDuckGo創業者)
引用: TRACTION
要はいいものを作るだけでは売れないよということです。
ぼくらが作っているのはバケツだけ
ユーザーを水、プロダクトをバケツとして、プロダクトを改善することをバケツの穴を塞ぐと例えられたりしますが、あくまでもぼくら(エンジニア/デザイナー)が作っているのはバケツだけであることを認識しましょう。
穴のないバケツを作って置いておくだけでは、いつまで経ってもバケツは空のままです。
このバケツに水を入れるために会社では営業/マーケティング/広報と言った職種の方々が頑張ってくれているわけです。
そして、個人開発の場合はこのバケツに水を集める仕事も自ら行う必要があります。
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