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【悪理学入門 PART2】子どもを虐待すると将来特大ブーメランで返ってくる理由を解説しマッスル。(6,997文字、YouTube未公開エピソード付き)

▼YouTubeでは本編無料で公開中▼

◆はじめに


親が子どもにしつけと言って、
虐待まがいの暴力をふるっていると、
その暴力は子どもの中で、溜まりに溜まり、

いずれ子どもから親へ特大ブーメランとして飛んでいきます。

それはキチンと把握しておきましょう。
暴力で子どもは成長しません。
愛してあげることで子どもは成長します。

◆『悪さをしない子は悪人になります』廣井亮一


◇紹介書籍

こんばんは、和希です。
それでは本日もさっそく投稿の内容に入っていきましょう。
今週紹介していく書籍はコチラになります。

2023年1月20日に新潮社さんから発行されました、
廣井亮一先生の『悪さをしない子は悪人になります』になります。
今回は「児童虐待」を語ります。

◇紹介書籍概要

また、本書の概要につきましては、
いつもと同じように、下記に載せておきますので、
もし本書について気になった方は、ぜひ下記をご覧ください。

タイトル 『悪さをしない子は悪人になります』
著者 廣井亮一(ひろい・りょういち)
価格 858円税込
発行日 2023年1月20日発行
発行者 佐藤隆信
発行所 株式会社新潮社
図版製作 クラップス
装幀 新潮社装幀室
組版 新潮社デジタル編集支援室
印刷所 株式会社光邦
製本所 株式会社大進堂

『悪さをしない子は悪人になります』奥付・裏表紙より引用

◇本書を選んだ理由

そして、今週の投稿で本書を選んだ理由につきましては、
パート1の投稿で詳しくお話ししていますので、
もし詳しく知りたいという方は、ぜひパート1の投稿をご覧ください。

◇この投稿の内容

そして、今回このパート2の投稿で解説する内容は、
本書『悪さをしない子は悪人になります』の「Ⅰ 悪理学」の章の、
「攻撃性と依存性」の内容をかいつまんで紹介していきます。

前回のパート1の投稿では、主に、

  • 子どもが非行に走るのは、周囲の関係の歪みの結果である

  • 善が腐敗して悪に転じるのには、3つの原理がある

  • 善と悪は相対的なものであり、悪を排除することは"邪悪な悪"を育てる

というような内容を解説していきました。

つまり、このパート1の主題というのは、
非行に走った子どもを本当に更生させたいのであれば、
私たちの「悪」に対する認識を改める必要がある、というものでした。

そして、今回解説していく「攻撃性と依存性」の内容では、
その非行に走ってしまった子どもの「非行」には、

そもそもどのような意味があるのか?

という、「非行」における根本的な内容について解説がされています。

私たちは、子どもが非行に走ってしまうと、
「非行は悪い」のみに焦点を当ててしまい、SNS等で執拗に叩いてしまいます。
けれど、本当に焦点を当てるべきなのは、その「非行」の持つ意味です。

なぜその子どもは、非行を働いてしまったのか?

そもそもこれを理解しなければ、根本的な解決には絶対に至りません。
なので、今回のパート2の投稿ではこの疑問について、
本書の内容を参照していきながら、解説していければと思います。

子どもがなぜ非行に走るのか?そして、その非行にはどんな意味があるのか?

この問いに対して「非行に意味なんてないでしょ」と一蹴してしまう方は、
ぜひ最後までご覧になられることをオススメしたいと思います。
子どもの「非行」の持つ意味を理解するというのは、

非行に走らせない教育法の可能性をも同時に秘めています。では、参りましょう。

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