薫ひこkaoruhiko

長野県南部生まれの高地民族、平家の末裔、都下の大学を卒業後、香港、シンガポール、マレー…

薫ひこkaoruhiko

長野県南部生まれの高地民族、平家の末裔、都下の大学を卒業後、香港、シンガポール、マレーシア、L.A. ロンドンなど海外で暮らして20年。東京都文京区に帰国して20年、現在は京都に戻って、もうすぐ10年。 趣味は、男声合唱と調理、放送大学視聴。

最近の記事

昨夜は満月🌕今夜は十六夜、 東山から上るお月様とともに、 夜が更けて行く、、 しまった、お団子🍡忘れてたー!!

    • 【日記】京都下鴨便り、 食いだおれの街、大阪の人オススメの名物、りくろうおじさん。

       新大阪駅まで行っただけなのに、大阪の食パワーには、圧倒される。 滅多に行かない町、大阪、京都人にとっては遠い町、大阪。  新幹線で15分、JR新快速だったら30分、阪急電車特急で河原町から梅田まで40分片道410円、JRで片道580円やから、京都人はたいてい、阪急電車で梅田に行く。    阪急の南方で仕事があって、地元大阪の皆さんに、大阪名物rikurousの チーズケーキを、絶対に買って帰れと薦められた。           大阪で、今一番売れているのが、551の豚ま

      • 【エッセイ・思い出綴り】 郷愁の伊那まち⑤、小沢川の歯医者さん 

        伊那市の町中に住む子供たちにとっては、通り町も、こうせい市場も、町の真ん中に流れる小沢川も、飯田線も、みんな日々ワクワクする遊び場だった。 旭町や天竜町につながる入舟は、その昔町一番の繁華街で、伊那市と伊那北の間に、入舟駅という駅があった、などという話しを随分と後になってから聞いた。 近くにちゃんとした橋があるのに、わざわざ電車鉄橋を渡るのは、いつ電車が来るかわからない、という”いっぱし”のスリルもあった。 幼い頃からよく扁桃腺熱を出したアタクシは、真夜中に旭医院の先

        • 【日記】京都下鴨便り、 じゅるじゅる、ちゅるちゅる、ズルッ、などと。。。

          蕎麦、うどん、お味噌汁にいたるまで、日本の飲食店は、何かと騒がしい。 京都駅の地下コンコース、中央口ポルタから地下鉄乗車口、八条口を結ぶ地下道は、スーツケースをひいたインバウンド観光客ばかりになった。 そんなコンコースの真ん中にある、立ち食いの人気スタンドうどん屋さん、昼時ともなると、サラリーマンさんや修学旅行先やらでいつも満席、さすがに外国人の姿は少ない。 寿司屋さんから居酒屋さん、何処に行っても外人さんばかりなのも、いかがなものだろうかいな、などいう声も

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          【日記】京都下鴨便り、雨あがりのステップ

           真夏のお陽さまと紺碧の空、夕方には雷さんに土砂降りの雨が続く毎日。 午後11時前、赤いランプの最終バスも近い河原町通り、満員のバスの中にも台風騒ぎ疲れ?が漂っている。  やや急ぎのブレーキで、吊り革立ちの乗客たちが前にのめって、倒れそうになった。白地の浴衣に下駄ばき、カンカン帽子をかぶったおじさん、バスを降りる間際に、運転手さんに一言、  「もすこし、ゆっくりやってくれへんか。。。」 久々にみる千鳥足のおっちゃん、カンカン帽子に、歯もすり減った下駄を 引きずって歩くその

          【日記】京都下鴨便り、雨あがりのステップ

          八月16日は盆の仲日、京都では五山の送り火、快晴の夜、強い風に吹かれて、いつもにまして、明るく大きく見えました。東山から西山の鳥居まで、精霊さまを見送る夜、合掌🙏

          八月16日は盆の仲日、京都では五山の送り火、快晴の夜、強い風に吹かれて、いつもにまして、明るく大きく見えました。東山から西山の鳥居まで、精霊さまを見送る夜、合掌🙏

          京都のとんぼ、激増乱舞! 立秋が過ぎても、まだまだ激暑猛暑とはいえ、出町柳の周りには、山から降りてきた、たくさんのトンボさんが、舞い始めている、送り火が過ぎたら、秋風が吹く、とは昔から伝わる先人さんたちからの言い伝え。

          京都のとんぼ、激増乱舞! 立秋が過ぎても、まだまだ激暑猛暑とはいえ、出町柳の周りには、山から降りてきた、たくさんのトンボさんが、舞い始めている、送り火が過ぎたら、秋風が吹く、とは昔から伝わる先人さんたちからの言い伝え。

          【日記】京都下鴨便り、Jazzyな街京都、双ヶ岡のSOENさん

           京都は音楽と学生さんの街、ジュリーのタイガースや、北山修さん、加藤和彦さんのフォーククルセイダースが、みんな京都出身だったりして、その時代(昭和40、50年代)には、京都の街の至る所に、フォーク喫茶やら、ジャズバーやらが溢れていた。  今も変わらず、街には学生さんがたくさん歩いていはるけど、ジャズミュージックが流れているお店は、すっかり、少なくなってしまった。  音楽の好みが多様化して、などと言われるけれど、音楽の好みや趣味の話しをするコミュニケーション自体が、少なくなっ

          【日記】京都下鴨便り、Jazzyな街京都、双ヶ岡のSOENさん

           【エッセイ・思い出綴り】 夏休みのソーメン合宿

          前期試験が終わり、長い夏休みになる七月の後半、地方から来ている学生は、ことごとく田舎の故郷に帰ってゆく。  ワクワク楽しみの長い夏休み、在京、地方にかかわらず、二カ月近くも先輩、後輩、学友たちに会えなくなってしまうのは、何となく、淋しくなってしまう。 そんな風に、ぼうっと思っていたところ、一つ上の大学美術研究会の先輩が突然、当時住んでいた6畳一間のアパートにやってきた。 「デッサン合宿しようぜ!!」と肩には、油彩の道具、手にはスケッチブック、ちょっと、はにかん

           【エッセイ・思い出綴り】 夏休みのソーメン合宿

          【日記】下鴨便り、オーダーはいつも甘カツ大盛りサラダ付き、京大病院前ビィヤント 

           体感温度40度越えの昼下がり、バス通り横の歩道の上に、ランチ待ちの行列ができている、いつものように。ランチ時間は混み合うので、午後1時過ぎを狙ってチャリで行ったのに、タオルで汗を拭いながら待っている人が、3人。  暑くても、寒くても、無性にいただきたくなる、辛い辛い、京大病院前のビィヤントさんのカレー。  「ここに昔、よく来たんだ。。」と、横にいる息子さんらしい男の子に、懐かしそうに話しかけている白髪のオジサン、足元に置かれた歩道の上の 番号札をアタクシに教えてくれる。

          【日記】下鴨便り、オーダーはいつも甘カツ大盛りサラダ付き、京大病院前ビィヤント 

          【日記】京都下鴨便り、聖護院さんで真夏のお焚き上げ

          28日は、聖護院さんでのお焚き上げの日。 毎月一度、午前一回、午後一回だけとはいえ、この猛暑の七月に、目前で火を焚いて、お焚き上げするのは、さぞや大変かと思いきや、門跡さんや、お坊さんたちは、顔に汗もみせず、法螺貝を吹き、お不動さんのお経を唱えてくださる。 汗まみれの修験道法師のお坊様を期待していたわけではないものの、あまりに爽やかな?形相にびっくり、、 お作法に則って、護摩木を一本一本、火の中に投入してお焚き上げしてくださるのを見ていると、自然と両手を合わせたく

          【日記】京都下鴨便り、聖護院さんで真夏のお焚き上げ

          【日記】下鴨便り、土用丑の日は、みたらし祭り

          7月24日は.祇園祭の後祭りの山鉾の巡行で、 街中、朝から大賑わいの様子。 近所の床屋💈さんのマスターと家の前で出くわしたら、 「今日はあさから、みたらしさんに行く人が多くいますわなあ、、」、という。 平安出身のやんちゃ坊主やったという、にーちゃんだったのが、いつのまにか穏やかな理容師さんにならなったけど、僕らにとっては、いつまでだっても、床屋のボンにかわりはない。 「あたしらの頃は、朝五時からで、三日間くらいしかなかったんちゃうかな、ここら近所の人しか来ていんか

          【日記】下鴨便り、土用丑の日は、みたらし祭り

          【日記】京都下鴨便り、梅雨明け10日間の大晴天 関西の梅雨も明けて

          関西の梅雨もようやっと明けて、明日は 祇園あと祭りの宵山、明後日24日は山鉾巡行、 抜けるような青空には、真夏の太陽、関西もやっと昨日、梅雨明けの"おふれ"が、出されて、35〜37度の大晴天 梅雨が明けてからの10日間、かんかん照りの真夏日が続かないと、秋に稲が実らないと、信州に住んでいた子供の頃、父がよく言っていたことを思い出します。 稲作農家にとっては、真夏の晴天が、秋の豊作の証し。 田舎の子の夏休みは、麦わら帽子をかぶって田んぼの草取り、そして、田んぼの横

          【日記】京都下鴨便り、梅雨明け10日間の大晴天 関西の梅雨も明けて

          【日記・下鴨便り】 青いリンゴ

          熱中症になりそうな昼下がり、バス待ちの停留所で、3歳児を連れたママさん二人の会話、 「最近青いリンゴ🍏って見いひんわねー、子供の頃は、よくおかあはんに食べさせてもろうたんよう、今頃の時期になると、、」 「せやなあ、そういう品種があったんかいなあ、?」 隣りで聞いてる、信州人のアタクシ、 「そんなん、風で落ちたか、裏なりを先に採って遠いところ=関西京都あたり、に送っとんのちゃう?」、 などと思わず言ってしまいそうになったんだけど、事実昔の田舎では、農協に出せない裏

          【日記・下鴨便り】 青いリンゴ

          【日記】京都下鴨便り、今夜もアンティで、③

          # 滋賀む?  Cigarむ? シがむ? 京言葉の謎、あるある話し  祇園祭の合間、マスターは富山射水に旅していたという、 時季的に白エビ、ガス海老はなかったというものの、甘エビに、ノドグロ、町毎に違う寿司を満喫してきたらしい、  富山では、”あかん”ことを、富山弁で ”だちかん”というらしくって、 「そりゃあかんわ」という意味で、”そりゃ、だちゃかんわ、”、という  とのこと、京言葉より難しいのでは?と言うと、「標準語しかしゃべられへん人が、何言とんのん、、」 と、笑わ

          【日記】京都下鴨便り、今夜もアンティで、③

          【日記】 京都下鴨便り 前まつり宵山、巡行は晴天

          山鉾巡行の日は、台風も避けて通る、と京都の人が皆言うが如く、今年も見事に朝から晴天、 鶏鉾の車輪が、欠けるという珍事はあったものの、無事に巡行が遂行された。 コロナで行われなかった三年の間、誰しもが、このまま次の世代に、山鉾のつくり上げ方やら、巡行の組み手、運び手が伝わらなかったらどうしようか?と心配した。 何しろ、柱と縄だけで、組み立てて、引き手も囃し方も、地元の住人以外入れないし、半年も前から町内会で打ち合わせからお囃子、踊りの練習をし、しかも本番は当日

          【日記】 京都下鴨便り 前まつり宵山、巡行は晴天