薫ひこkaoruhiko

信州南部生まれ、ルーツは遠山、六波羅平家の末裔、東京都下に出てから、香港、シンガポール、マレーシア、L.A. ロンドンなどの海外暮らし20年。東京都文京区に帰国して20年、現在は京都に戻って、もうすぐ10年。  趣味は、男声合唱と調理、放送大学視聴。

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信州南部生まれ、ルーツは遠山、六波羅平家の末裔、東京都下に出てから、香港、シンガポール、マレーシア、L.A. ロンドンなどの海外暮らし20年。東京都文京区に帰国して20年、現在は京都に戻って、もうすぐ10年。  趣味は、男声合唱と調理、放送大学視聴。

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今年もイチョウアゲハの大群襲来!

    • 人待ち顔の昼下がり、四条通りのスタバには、クリスマス🎄ソングが流れて、旅行者も少なくって、しばらく前の街中京都ののんびりとした雰囲気。 新作のクリームブリュレラテの甘さ控えめが、この時間にピッタリ、、

      • 【日記】京都便り、街なか表通りのエアポケット〜四条烏丸のマダムクリンクにて

         おっきなスーツケースを引きずったインバウンド旅行者や、近所のビジネスマンが歩道いっぱいに賑わう、京都では数少ない、地下鉄・阪急のターミナル駅、四条烏丸。  東京・大阪のような大都市だったら、都会の喧騒という言葉がお似合いのはずなのに、京都は中規模の田舎町、一本裏の路地に入れば、震撼とした雰囲気、町屋ばかりが並ぶ街並みになってしまう。  表通りばかりに人通りが集中する街やから、 なおさらそんな人混みを眺めながら、のんびりとお茶ができる小さな空間が、ありがたくも、愛おしい。

        • 【エッセイ】雨の日の歌 〜 「氷雨」の頃に

          ♪ 飲ませてくだい、もう少し〜、、 こんな歌い出しの氷雨という曲を初めて聴いたのは、40年以上も前、シンガポールのカウンターバーだった。  一年中真夏の国シンガポールでは、当時はまだカラオケバーは禁止されていた。それでもこっそりと、8トラとか、カセットテープで流れてきたこの曲に合わせて、日本からやってきた駐在員のおじさんが、つぶやくように、涙声?で、唄っていた。  そのかがんだ後ろ姿の背中には、まるで遠い日本を思い出して、涙しているかのような、哀愁がコッテリと浮かんで

        • 今年もイチョウアゲハの大群襲来!

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        • 【日記】京都便り、街なか表通りのエアポケット〜四条烏丸のマダムクリンクにて

        • 【エッセイ】雨の日の歌 〜 「氷雨」の頃に

          大阪御堂筋のライトアップが始まって、「大阪の街には似合わへんで〜、」という自虐的な声が聞こえても、沿道にはたくさんの人だかりが、、、。

          大阪御堂筋のライトアップが始まって、「大阪の街には似合わへんで〜、」という自虐的な声が聞こえても、沿道にはたくさんの人だかりが、、、。

          【日記】京都下鴨便り、 雨がやんだら、

           台風崩れの低気圧と秋雨前線とで、土砂降りの雨が西からやってきた。 新幹線は遅れ始め、九州からの高速道路はあちこちで通行止めとなり、京都も午後から、土砂降りの雨になった。街は暗く曇り、真昼間なのに、道ゆく車はヘッドライトをつけて、水飛沫をあげている。  3時過ぎまで一瞬たりとも途切れることなく、降り続いた雨は、やがて 小降りになり、空が明るくなって、京都タワーの上の空も青みを帯びてきた。 ♪ 雨が上がって雲の切間に、お日様さんが見えたら、、、雨の露が残るバスの窓越しに空

          【日記】京都下鴨便り、 雨がやんだら、

          【日記】京都下鴨便り、 秋の鬱は季節性 感情障害(SAD)というらしい 。 。 。

           春はあけぼの、秋は夕暮れ、今や流行となった清少納言の枕草子によればやはり秋の日の夕暮れは、物悲しくなるものらしい。。  明日からの三連休は雨の予報、今日も午後から雨になった。 ワールドシリーズも終わり、11月になった途端にTV番組もすっかり色褪せてしまい、見る番組も無くなってしまった。  録り貯めていた番組を見ているうちに、竹内まりあさんのSONGS, 藤井風さんの特番、映像の記録のバブル時代、そして、新・京都迷宮案内、と続き すっかり、涙、涙の夕暮れになった。  竹内

          【日記】京都下鴨便り、 秋の鬱は季節性 感情障害(SAD)というらしい 。 。 。

          【日記】 雨の東京、赤坂見附

          ”今夜は見附、駅上かいつものお店で、” そんな伝言が毎夕、届いていた頃があった。  銀座で待ち合わせできるほどの年齢でもなく、 また渋谷や青山で会えるほど、おしゃれでもなく、 その中間の見附が、程よく気持ちが良かった。  夕方、日が高く明るいうちから飲み始めて、朝日が登って明るくなってからお店を出るなどということもあった。  仕事もプライベートも、多忙を極めていた40代50代を過ごした街、街の灯りが目に沁みる。  久しぶりの東京は、自分が住んでいた頃の”街の面影”は

          【日記】 雨の東京、赤坂見附

          【日記】京都下鴨便り、しがんで食べる、出町スタンドのピンス

          #おいしいお店 河原町今出川の交差点角近くの、韓国パブ・出町スタンドは、近隣の大学生さんやら病院勤めの先生、職員さんやらで、いつも大人気の繁盛店さん。  お気に入りの、プテチゲなべにマッコリのあとは、決まっていただく、韓国風アイスクリームデザートの"ピンス"    "純粋"京都生まれ京都育ちを自認するイケちゃんが、「みんなで"しがんで"食べよう」と一つだけオーダーして、五人で"しがむ"ことになった。 "しがんで"食べてるのは、アタクシたちだけ、 隣りの小

          【日記】京都下鴨便り、しがんで食べる、出町スタンドのピンス

          【日記】京都下鴨便り、今夜もアンティで ④

          すっかり秋らしくなった京都、10月は、店主さんのお誕生日、当日ともなるとバースデー祝いの常連さんばかりが集まってくる。   今夜はソプラノ歌手さんもご来賓のオペラナイト、 しばらくぶりの言い訳にはもってこいの、お誕生日、お久しぶりさんと顔を合わせるのも嬉しい。  花屋もケーキ屋さんも閉まってから、はたと気がついて、何はともあれ駅中でカヌレを見つけて、HAPPY B D!! もうすぐ満月🌕、川面を照らす次の明かりも 秋らしくなった。

          【日記】京都下鴨便り、今夜もアンティで ④

          【日記】京都下鴨便り、「ロバのパン屋さん」がやってきて、70年前にタイムスリップ!

           烏丸から市役所に向かって、御池通りを歩いていると、とっても懐かしい 宣伝ソングが聞こえてきた。   僕らがまだ幼い子供だった昭和30年代、街にコンビニもスーパーもなく、繁華街から、住宅街、村の中には、リヤカーや大八車に、野菜や干物、金物などを乗せて売り歩く行商さんが、よく歩いていた。  中でも出会って嬉しかったのは、蒸しパンのロバのパン屋さん、流石に ロバやポニーに惹かれたパン屋さんではなかったけれど、小型軽自動車の 荷台に山と積まれた蒸しパン屋さんの、屋根の上のスピ

          【日記】京都下鴨便り、「ロバのパン屋さん」がやってきて、70年前にタイムスリップ!

          昨夜は満月🌕今夜は十六夜、 東山から上るお月様とともに、 夜が更けて行く、、 しまった、お団子🍡忘れてたー!!

          昨夜は満月🌕今夜は十六夜、 東山から上るお月様とともに、 夜が更けて行く、、 しまった、お団子🍡忘れてたー!!

          【日記】京都下鴨便り、 食いだおれの街、大阪の人オススメの名物、りくろうおじさん。

           新大阪駅まで行っただけなのに、大阪の食パワーには、圧倒される。 滅多に行かない町、大阪、京都人にとっては遠い町、大阪。  新幹線で15分、JR新快速だったら30分、阪急電車特急で河原町から梅田まで40分片道410円、JRで片道580円やから、京都人はたいてい、阪急電車で梅田に行く。    阪急の南方で仕事があって、地元大阪の皆さんに、大阪名物rikurousの チーズケーキを、絶対に買って帰れと薦められた。           大阪で、今一番売れているのが、551の豚ま

          【日記】京都下鴨便り、 食いだおれの街、大阪の人オススメの名物、りくろうおじさん。

          【エッセイ・思い出綴り】 郷愁の伊那まち⑤、小沢川の歯医者さん 

          伊那市の町中に住む子供たちにとっては、通り町も、こうせい市場も、町の真ん中に流れる小沢川も、飯田線も、みんな日々ワクワクする遊び場だった。 旭町や天竜町につながる入舟は、その昔町一番の繁華街で、伊那市と伊那北の間に、入舟駅という駅があった、などという話しを随分と後になってから聞いた。 近くにちゃんとした橋があるのに、わざわざ電車鉄橋を渡るのは、いつ電車が来るかわからない、という”いっぱし”のスリルもあった。 幼い頃からよく扁桃腺熱を出したアタクシは、真夜中に旭医院の先

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          【日記】京都下鴨便り、 じゅるじゅる、ちゅるちゅる、ズルッ、などと。。。

          蕎麦、うどん、お味噌汁にいたるまで、日本の飲食店は、何かと騒がしい。 京都駅の地下コンコース、中央口ポルタから地下鉄乗車口、八条口を結ぶ地下道は、スーツケースをひいたインバウンド観光客ばかりになった。    そんなコンコースの真ん中にある、立ち食いの人気スタンドうどん屋さん、昼時ともなると、サラリーマンさんや修学旅行先やらでいつも満席、さすがに外国人の姿は少ない。 寿司屋さんから居酒屋さん、何処に行っても外人さんばかりなのも、いかがなものだろうかいな、などいう声も

          【日記】京都下鴨便り、 じゅるじゅる、ちゅるちゅる、ズルッ、などと。。。

          【日記】京都下鴨便り、雨あがりのステップ

           真夏のお陽さまと紺碧の空、夕方には雷さんに土砂降りの雨が続く毎日。 午後11時前、赤いランプの最終バスも近い河原町通り、満員のバスの中にも台風騒ぎ疲れ?が漂っている。  やや急ぎのブレーキで、吊り革立ちの乗客たちが前にのめって、倒れそうになった。白地の浴衣に下駄ばき、カンカン帽子をかぶったおじさん、バスを降りる間際に、運転手さんに一言、  「もすこし、ゆっくりやってくれへんか。。。」 久々にみる千鳥足のおっちゃん、カンカン帽子に、歯もすり減った下駄を 引きずって歩くその

          【日記】京都下鴨便り、雨あがりのステップ