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<読書>村上T 僕の愛したTシャツたち

  村上春樹の長編小説は、私には難解です。
 若いころに読んだノルウェイの森は理解できました(と思っている)が、近年の長編小説は難しいと感じています。

 新刊が出版される度に、今度こそ世界のムラカミの著作に触れたいと思って挑戦するのですが、読了しても、なかなかその世界観を理解できません。

村上T 僕の愛したTシャツたち 著者:村上 春樹

 私にとっては、憧れだけど、なかなか難解なムラカミ小説ですが、こちらのエッセイは楽しく読めました。

 Tシャツコレクションに添えられているエッセイは、とても親しみやすい、読みやすい文章でした。

 著者は常にランニングをしていて、マラソンの大会にも参加しているとのこと。きっと引き締まった体形でTシャツも似合うのでしょう。羨ましい限りです!

 出産と加齢で体形が崩れてしまった私は、近年、シンプルなTシャツを敬遠しています。しかし、この本のTシャツを眺めていて、やはりTシャツは魅力的だと感じました。Tシャツ&デニムを着こなせる体形を取り戻したいものです。(ほぼ不可能ですが。)

 本やその他の販促用Tシャツや、スポーツ大会の参加記念?のTシャツも色々あって楽しいですね。自分で着こなす自信はありませんが、動物柄もいい感じです。著者も言っていますが、街で着て歩くとちょっと目立ってしまうかな、というデザインもありますが、Tシャツコレクションを見るのは楽しいです。

 私は無地のTシャツ派ですが、今後、柄ありのTシャツも気になってしまいそうです。

 私のように、ムラカミ小説が難しいと感じる人にも、気軽に読める本です。お勧めします。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。





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