不安なときに身体に起こること
■音声配信でも解説しています。
不安:安全が確保されていないということを知らせてくれる感情
不安そのものは否定したり抑えたりコントロールしようとしない
上手に受け入れて、付き合っていく・対処していく
■不安なときに身体に起こること
【1】「闘争か逃避か」反応(fight or flight)
●脅威→アドレナリン(興奮)※短期的
・心拍数増、血圧上昇:胸がどきどきする
→筋肉に血液を多く送り込むため。特に足の筋肉に多く送り込まれる
・逃げるために筋肉緊張
・不安→過呼吸:酸素をたくさん吸う(すぐ走って逃げられるように)
・発汗→激しく運動した時の体温上昇を防ぐため
・消化抑制→胃の不快感、口のかわき
など
【2】「闘争か逃避か」反応
→自分が脅威だと感じるものにすべて起こる
(例)人前で話すことは怖い
→「闘争か逃避か」反応
→逃げるような状況ではない(逃げられない)
→「闘争か逃避か」反応を【脅威】ととらえてしまう
→身体症状が出る
危険から守るための反応が自分に「脅威」を感じさせてしまう。
「こんな自分は嫌われるに違いない」といった
「人からどう見られるかが不安」も強化されてしまう。
「闘争か逃避か」反応自体が「脅威」に。
→「闘争か逃避か」反応は火災報知器のようなもの。
→火災報知器自体に問題はないのに
火災かどうかを感知するセンサーが故障した状態。
感知しなくてもいいものを感知し脅威としてしまう。
→だからセンサーを修理する
不安でないものを不安と感知しないようにすることが目標になる。
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