発想を研ぎ澄ます星空のホテルとは
星について考えるのが何より楽しい
ビートたけしは天才だと思う。
もちろん映画は全部見ている。
座頭市などはもう日本が誇る財産なのではないかなと思う。
残酷なたけし映画に最後、タップを持ち込んでエンタテインメントしてしまう。
映画は娯楽なんだと改めて感じさせてくれた。
そして時代劇×タップという化学反応がたまらなかった。
たけしの描くヤクザ映画も私は大好きだがそのたけしの天才性は音楽にも現れていると思う。
星を見上げるのはなぜか
どうして人は空を見上げるのだろう。
坂本九さんも”見上げてごらん夜の星を”と歌い、ピノキオでもコオロギのジミニークリケットが”星に願いを”で祈りを歌う。
星は誰かを、何かを想う時に見上げるのだと思う。
祈りのようなものだろう。
それをたけしは嘲笑というタイトルで歌う。
あざけりわらうという意味の言葉だ。
これは制作者の玉置浩二が付けたのかと思うが、たけしという人をイメージして一種のテレのような心境で付けたのかもしれないが、この嘲笑というタイトルがとても美しく感じる。
自分自身が星に祈りを込めた姿を客観視したなら私でも照れてしまう。
誰かにそれを見られたならきっと誤魔化すのではないかと思う。
そんな風にこの曲を捉えている。
ぼくらが昔見た星と
ぼくらが今見た星と
ほとんど変わりがない
それがうれしい
ホテルで満天の星を満喫する
そんな星も都心部では街が明る過ぎて見ることができない。
だから私は旅で星を楽しんでほしいと思う。
私のオススメは奄美大島だ。
神様が住まうと言われるほど美しい海に緑の山に覆われた大地。
手付かずの自然の中のホテルは最高の場所である。
私は年に一度は心を洗濯するために奄美大島へ向かう。
ホテルは“MIRU AMAMI”と“伝泊”がオススメだ。
MIRU AMAMI
伝泊
大自然に囲まれた奄美のホテルで1日をゆっくりと過ごす。
何もせずに部屋にお気に入りの音楽を持ち込み、身体を休める。
ホテルはプライベートビーチを持つところを選んでほしい。
夕食を終えたらプライベートビーチのデッキチェアに横になり、お気に入りのBGMを選んでビールを飲む。
空には満天の星空だ。
こんなに空に星があったことをきっと驚くと思う。
そんな星を眺めながら、今見ている星と昔見ていた星にほとんど変わりがないと思えば、なんか毎日の悩み事とか少し苦々しく思っていることなど、きっとどうでもよくなるはず。
星×音楽×空間を考察する
星に対する音楽と体験の話をしてきた。
なぜ人は星を見上げるのか。
私の考察は星に浮かべヒトを想うのだと考察する。
リゾートのビーチであれば波の音がもっとも癒しを与える音であり、海風が吹き抜ける音があり、この状況ではどんなメロディも敵わない。
最良の”音”は大自然のアンビエンスなのかもしれない。
日々の生活に少し疲れを感じた時、何か新たなアイディアを欲した時、こんがらがった頭をアンラーン(思考をほどく)するために満天の星空を見上げ、大自然のアンビエンスに囲まれるあなただけのお気に入りの場所を作っておくと心を休めることができ、新しいアイディアを生み出す場所となってくれるかもしれない。
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