メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(166)-(170)
皆様、こんにちは。鹿冶梟介(かやほうすけ)です😆
メタル君が毎朝Twitterで呟いている豆知識の総集編です!
桜が咲きそうなぐらいの陽気が続きますね🌸?(今年は開花がはやいかも?)
ところで先週の3月9日で小生がnoteをはじめて1年が経過しました!
自分でも1年続けられたこと驚いていますが、詳細は今週水曜日(3月15日)の記事でご報告したいと思います☺️
さて、今回は第166回から170回までの朝ツイートのネタをまとめています。
note民の皆様も、ご興味があれば是非小生のTwitterを覗いてみてください☺️
Twitter民の皆様も、Twitterでは語りきれなかった【メタルのおまけ】がございますので、ご興味があれば是非お読みください!
【今日の精神医学豆知識集!(その34)】
【メタルのおまけ】
Ossip-Lourieはこの書癖を、多幸状態で書きなぐる発揚型と、自信がない為に書き続ける抑うつ型の二つの型に分類したよ。どうせ書くならハッピーな発揚型の方がいいよね!
↓「ハッピー」と聞くと、いつもこれを食べたくなります…。ビールに合うんだな、これが…🍺
【メタルのおまけ】
CMソングが頭から離れない「イヤーワーム」は、この他にディラン効果とも言われてるよ。これは誰にでも経験があると思うけど、決して病的なものではないよ。対策としては、1.別の曲を聞く、2.他の作業をする、3.ガムを噛む、4.座禅を組む、5.運動する、6.アナグラムを解く…なんて方法があるよ。
↓ディラン効果の語源はご存知ボブ・ディラン!彼の名曲「風に吹かれて」が耳に残りやすいから…、と言う理由で名前が付けられたそうだよ。
【メタルのおまけ】
こう言った言語への愛着・こだわりは、17世紀に流行したプレシオジテが源流...という説もあるよ。プレシオジテは当時の上流階級で、言語や作法に洗練をもとめる風潮だよ。例えば上流階級の社交場であるサロンでは、結婚のことを「ヒュメナイオス(結婚の神)」と言ったり、鏡のことを「美の忠告者」と言ったりしたよ!...、ぶっちゃけ面倒臭い世界だね😅。
↓サロンが現代にもあったら、本書が役に立つかも?(小生、未読ですが…)
【メタルのおまけ】
補足すると粘液水腫性昏睡の前に、まれに質問に対して饒舌で皮肉に満ちた回答をすることがあり、それを”粘液水腫のかわいたユーモア(myxedema wit)”と呼ぶんだって。前頭葉機能が落ちると「病的ふざけ(moria)」に陥ることがあるけど、ちょっとそれとも違うみたい…。なぜが”粘液水腫のかわいたユーモア(myxedema wit)”が生じるかは調べたけど良くわからなかったな…。
↓どんな時でもユーモアは必要ですよね!
【メタルのおまけ】
的外し応答(approximate answer)は、でまかせ応答、当意即答ともいうよ。ちなみにオウム真理教事件の主犯である松本智津夫は逮捕勾留中に、ぶつぶつと独り言をいい聴取が十分できなかったそうで、これは拘禁反応に基づく「的外し応答」ではなかったのか…、という説があったよ。
↓獄中の松本智津夫の様子を書いた本だそうです。松本智津夫の精神状態については、精神科医の間でも議論の的になりました。いずれnote記事にしたいと思います。
【メタル君の考察】
今回のツイートネタは統一感がなく、雑駁な内容だったね。
Twitterで反響が大きかったのは、音楽幻覚の「イヤーワーム」だったかな?
何人かのフォロワーさんから「自分も時々あるけど…(大丈夫?)」との心配の声が届いたけど、イヤーワーム自体は病的じゃないよ(仮性幻覚)。
「音楽が自分の思考の中のできごと(心で聞く)」と認識しているうちは問題ないけど、「自分の外側から聞こえる(耳で聞く)」という状況だったら真性幻覚になるので、この時は要注意だよ!
これからもマニアックな精神科ネタをバシバシ紹介していくね😉
↓下に車輪のようなものが見えるけど、チョロQ的なものでしょうか…?
【Twitter】
Twitterもやっています!宜しけば、絡んでくださいな☺️