メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(36)-(40)
皆様、こんにちは。鹿冶梟介(かやほうすけ)です。
鹿冶の相棒メタル君(メタルスライム)が毎朝呟いている「精神医学豆知識」のサマリーです😆
今回は第36回から40回までのツイートをまとめております!
note民の皆様も、ご興味があれば是非私のTwitterを覗いてみてください☺️
またTwitter民の皆様も、Twitterでは説明しきれなかった【メタルのおまけ】を加えておりますので、ご興味があれば是非お読みください!
【今日の精神医学豆知識集!(その8)】
【メタルのおまけ】社交不安障害は俗に言う「あがり症」だよ。人々の視線を感じると頭が真っ白になったり、手が震えたり、動悸がしたり、息苦しさを感じたりするよ。薬物療法(抗うつ剤、抗不安薬、βブロッカー)や認知行動療法で治療するよ。
↓「あがり」と言っても、お寿司を喫食するときは、「あがり」が欲しいですね。
【メタルのおまけ】「他者視線恐怖」は人前で恥をかくことへの不安が中心だけど、「自己視線恐怖」は相手に不快感を与えることへの不安が根底にあるよ。「相手がどう思っているか、気になってしょうがない」というのは、日本人に多い考え方だよね…。
↓視線が気になるなら、こんなサングラスはいかが?これで事件は全て解決!
【メタルのおまけ】ちなみに、この「某治療薬」というのは減薬「アカンプロサート(商品名:レグテクト)」のことだよ。アカンプロサートを内服していた人の47.2%が半年後に断酒に成功したよ。つまり単純比較するとプラセボよりも11%ほど多く効果があったことになるね…。この11%を多いとみるか、少ないとみるか…。
↓プラセボ効果のグッズが販売されていました。こんな商品があるのですね…(知りませんでした)。
【メタルのおまけ】当時、うなぎに性別があるかは不明だったんだ。例えばアリストテレスは「うなぎは泥から自然発生する」と考え、大プリニウスは「うなぎが岩に体をこすりつけて出来る”かけら”から、新たなうなぎが誕生する」と唱えたよ。ちなみにフロイトはうなぎ以外にも、ザリガニの神経に関する研究も発表しているよ。
↓この絵本、我が家にありました!
【メタルのおまけ】医学者、言語学者、哲学者など様々な専門家がアヴェロンの野生児に興味を持ち、彼を「観察」目的でパリに移送したよ。野生児はパリの聾唖学校に入学させられるけど、問題行動が多くて4年半で退学になったんだ。退学後の野生児は、療育係と一緒に学校近くの住居に住み、推定40歳でこの世を去ったよ…。彼は保護されて幸せだったのかな…?
↓アヴェロンの野生児に関する書籍です。「なぜ野生児が発見されたのか」ということについて、興味深い考察のようです(小生は未読注文中です)。
【メタル君の考察】
今回は、「社交不安障害」に関して2つ紹介したよ。
日本では社交不安障害(あがり症)は、病気ではなく性格の一部と見なされる傾向があるよ。
かつて日本社会では、周囲に同調し黙々と仕事をすることが美徳だったけど、現代では自分をアピールしたり、周囲とコミュニケートしたりする「社交力」が求められるようになったから、「社交不安障害」は今後増えてくるかも知れないね。
【Twitter】
Twitterもやっています!宜しけば、絡んでくださいな☺️
https://twitter.com/kayahosuke