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人に仕事を任せるために配慮することって多いよね。
ぼくは普段、一人で仕事をしていることが多いのですが、
最近、あまりにも属人化(どの仕事もぼくしかできない状態)しすぎていることに危機感を覚えたので、
ぼくの仕事に興味がある若手メンバーに、一部の仕事を任せることにしました。
今回は、その時に取り組んだこと、感じたことを、noteにまとめようと思います。
相手の性格の把握する
ぼくはあらかじめ相手の性格というか、仕事の進め方の特徴を把握することを心掛けています。
なぜなら、自分の仕事の任せ方一つで、相手の仕事のスピードとか、質などのパフォーマンスに大きな影響を与えるからです。
相手との信頼関係がなければ、良い仕事はできません。
ですので、相手との普段の会話や、相手が仕事をしている様子をなんとなく観察して、
お互い快適に仕事ができるための環境づくりを大事にしています。
手取り足取り教えずにできる方法を考える
人に仕事を任せるので、相手がミスなく仕事ができるように万全なバックアップ体制を整えることは結構重要だと思います。
ただ正直、任せた相手に手取り足取りサポートしながら、自分の仕事も両立してやるのは、無理な話です。
誰かに仕事を任せることがかえって自分の負担にならないように、ぼくの身代わりになるようなマニュアルを作成して、
それを見ながら仕事をしてもらうように工夫し、お互いに負担がかからないような進め方を意識しました。
最初から完璧なマニュアルは作れないので、ある程度仕上げたら相手にマニュアルを共有します。
相手が仕事を進めていく中で浮かんだ疑問に対してフォローしつつ、その内容をマニュアルに更新していくことで、
次第に誰が読んでもわかるような汎用的なマニュアルが完成します。
仕事の期限は、実際より少し前倒しで設定する
最初のほうで、「相手の性格を把握する」ことを心掛けていることを伝えましたが、
とはいえ性格の細部まで把握することは不可能なので、もしかしたら途中で放棄されるリスクもあります。
そうしたとき、自分が代わりにその仕事を完了させないといけないので、仕事のスケジュール感は、少し前倒しで設定します。(これは、相手が本当の期限を知ることがない前提の考えです。)
相手にとっては、本来より早いスケジュールで仕事を進める経験が積めるし、ぼくはぼくで仕事を終わらせてくれてありがとうなので、お互いにメリットがあると思います。
ぼく自身、スケジュールに余裕があると怠けたり、忘れてしまうタイプで、常に早め早めに終わらせることを意識しているので、
無理な前倒しスケジュールにならないための配慮も欠かさないようにしています。
ぼく無しで回る環境を確立したい
基本的に、ぼくがやらなくちゃいけない仕事ってないと思うんです。(もちろん知識量的にぼくしかできないことはありますが)
それに、ぼく自身やぼくの家族に何かあった時に気兼ねなく休みたい。もっと仕事のスキルを磨きたい。もっとnoteに割く時間を増やしたい。個人的な理由が連なりましたが、
任された側にとっても、自分のスキルを磨くきっかけになるし、社内での評価アップにもつながるので、やって損はないものです。
どうせやらされるなら、積極的にやりたくなるような環境をつくってほしいと考えると思うので、
できるだけ、相手が快適に進められる仕事の任せ方を追求していきたいものですね。
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