2024年、これを押さえてあなたもマーケ通!?〜B2Bマーケティングトレンド4選〜
2024年が始まり、早くも1ヶ月が経過しました。そこで、2024年のB2Bマーケティングトレンドを、マーケティング大国アメリカのB2B向けマーケティングトレンドを情報源に4つ選びました。これを読めば、マーケティング初心者の人もマーケ通に!今現在、マーケティングに従事している方は是非、トレンドを再確認してみてくださいね。
その1:顧客とのデジタルエンゲージメント(顧客体験)の再構築
B2Bでは、今後もバーチャルリアリティな世界が顧客体験を与える重要な場として提供されている見込みです。例えば、バーチャルリアリティな製品デモ、インタラクティブに行われる対話型のウェビナー、顧客別にパーソナライズされたオンラインジャーニーなどです。従来、一方通行で行われてきた施策がデジタルワールドで顧客対応を再構築していくことにより、インタラクティブ(相互)な関係性が生まれます。この施策により、顧客の注目を集めるだけでなく、より深いレベルで意思決定者に訴えかけ、記憶に残る体験を与えることが可能となります。
その2:人工知能(AI)の更なる拡大
AIは既にB2Bだけでなく、様々な場面で世界を根底から変える強力なツールとなっています。予測分析や全て自動化されたカスタマーサービスに至るまで、多岐にわたり利用が進められています。AIを迅速に採用するB2B企業は、将来を見据えて購買層に対して適切な機会を与え、チャンスをつかんでいくことが予測できます。
その3:ビデオコンテンツの最適化
購入に関する意思決定権を持つ人は、常に多くの情報源にさらされています。そのような情報過多の日常の中で、製品の提案やバリューを訴えることを十分行うことはますます難しくなっています。この課題は多くの企業が抱えていますが、ビデオマーケティングの戦略を最適化することで多くのB2Bは成功を掴むことができると考えられます。例えば、プロモーションビデオだけでなく、ビデオの種類に幅を持たせ、教育シリーズや舞台裏のストーリー、感動的な社内秘話を伝えるなど、そのコンテンツは多岐にわたります。ビデオコンテンツは異なるプラットフォームを活用することができるので、使い分けることが重要になってきます。
その4:セルフサービスの可用性を強化
B2Bにおける87%の購入意思の決定者は、決定者であるのと同時に消費者でもあります。自分自身で問題解決ができるオプションを提供することで、迅速に購入につなげることが可能となります。例えば、顧客が必要と感じる情報を簡単に見つけて入手できるウェブサイトや、画面上で製品やサービスを調整できるツールなど、様々です。ただ、 顧客にすべてを自分で行うように押し付けてしまうと、それはセルフサービスではなく、至らないサービスになってしまうので、セルフサービスを公開する前に何度かテストを繰り返し、多くの意見を取り入れ、バランスをとっていくことが大切です。
2024年はB2Bにとって大きな変革の兆しがあります。企業における新しいテクノロジーの採用や未開拓の市場を調査し、潜在的な顧客と新しい形でつながりを持っていくことが特に重要となっていくと思われます。2024年、ぜひ、新しい形での顧客エンゲージメントを検討してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?もし本ブログが少しでも参考になれば、「スキ」していただけると著者の励みとなります!