『真夜中のすべての光』(講談社タイガ)販促・4
『真夜中のすべての光』(講談社タイガ)販促4回目です。
大変に有り難いことに、日刊ゲンダイにて北上次郎先生に書評をいただく光栄を得ました。
全然知らなくて、他の方のTwitterでたまたま見つけたので大変に嬉しゅうございました。
最も嬉しいのは、ラストの一文。
「何故書くのか」と人に問われたら、最初の答えは「書くのが好きだから」。
そして次の答えは「読むのが好きだから」。
自分の脳内にもやもやと漂う物語を、書くのがまず好きで、書けたら読むのが好きなのです。
自家発電と言うか、脳内麻薬と言いますか。
でも、だったらどこにも出さなくても良くて。
自分で書いて自分で読んで、それで充分、楽しんでいれば良い訳です。
ただ書くだけでもいいものを、書いたものをわざわざネット上に置いたり本にしてもらって世の見えるところに出す。
それは、この一言が聞きたいが為と言っても過言ではないように思います。
「できあがった作品」は、自分の手から離れてしまって、でも確固とした物体としてこの世にあるもので。
そういうものに外からいろいろ言ってもらえるのは、すごく嬉しくて面白くて有り難くて励みになります。できるならたくさん聞きたいです。
でもこの一言は、「この世にまだ影もかたちもないもの」に対しての言葉。
「あなたの才能の先を見たい」と言われているのと同じで、何とも滾ります。
書くぞ。