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コントロール領域
コントロールしようとすればするほどコントロールを失い、コントロールを手放せば手放すほど、コントロールしやすくなる。
これは、私が師から学んだ言葉です。
みなさんは誰かからコントロールされたいですか?
誰しも人にコントロールされるのではなく、自分で決めて自分で行動を選択したい生き物だと思います。
悪いことをすると、独房に入れられ自分のコントロール領域を制限されるのは、それが苦痛だからです。苦痛を伴い罪を償うわけです。
コントロールする=相手を自分の思い通りにしたい。
自分がやりたいこと、得たいものがあったとき、自分一人ではできないこともあります、そんな時に周りの人の力を借りる必要がある。
そこで相手をコントロールしようとするのではなく、気持ちよく協力をしてもらえるようにする。
言葉に出さなくても、コントロールしようという思いは必ず相手に伝わってしまう。ではどうしたら人の力を気持ちよく借りられるのか?
4つの分類に分ける
■自分がコントロールできると思っていて、コントロールできるもの
■自分がコントロールできると思っていて、コントロールできないもの
■自分がコントロールできないと思っていて、コントロールできるもの
■自分がコントローつできないと思っていて、コントロールできないもの
上の4つをよく読み、今の自分の状況がどれに当てはまるのか?
しっかりと“区分”する。
コントロールできると思っていてできないものの代表は
他人、マネジメントで言ったら部下や社員です。
部下や社員は上司、社長の兵隊ではないんです。
上司、社長である自分の言うことを聞いていればいいんだよ!
このマインドがコントロール領域を縮小させます。
どんどん自分の思った通りにならなくなります。
なぜなら、誰もコントロールされたくないからです。
コントロールを手放す。
コントロールを手放すとは?
一言で言うなら
“信じる”ことです。
やりたいことを明確に伝え、どういった形で力をかしてほしいかを具体的に伝えたら、あとは本人にどうしたら達成できるかを考えてもらい実行してもらう。
■ポイントはどこまでに何をするのかを期限をつけてしっかりと進捗をすること
部下をコントロールするのではなく、部下が自分で自分をコントロールする技術を体得できるようにサポートする。
そうすると、自分が部下をコントロールしようと躍起にならなくても部下は自分で考え、行動してくれるようになります。
私もこのことに注力し、コントロールを手放したことによって、
部下が主体的にお客様に喜んでいただくための技術トレーニングや、
サロンの美化に率先して動いてくれるようになりました。
部下が自分で主体的に動き成果を出すことが、
本人の自信形成になってます。
自分で決めて実行し結果を得ない限り、自信は形成されないと言うことにも気づきました。
コントロールを手放せば手放すほどコントロール領域が拡張し
いろんなストレスからも解放されます。
自分がコントロールできることだけに集中しよう。