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🌱子供がゲームに没入する問題

不登校でもそうでなくても、
親として一度は頭を悩ませてしまうのではないかなぁ。

子供がゲームに没入してしまう問題。
特に男子の方が入れ込んでしまう印象はあるんだけど
実態はどうなんでしょうね。
(女児が我が家にいないもんで…)

私自身はゲームに向いていないです(キッパリ)
あ、でもパズルゲーム的なものだけはしますね。
スマホのテトリスやナンプレを終わらせるくらいには。
なんせ飽きっぽいのでRPG的なものは無理、
バトル系も何がそんなにいいのかよくわかず。

なので、子供たちが不登校児にゲームにはまり込んだ時も
全く意味がわかりませんでした。

 ◇◇◇


以前こんな記事を書きました。

これは「ゲームがしたいから学校に来ないのだ」
という意見に反論したものですが
子供たちの実情を理解できていなかった初期までは
私も同じような感覚を持っていたのは事実です。

長男は起立性調節障害だったので
「夜寝られず朝起きられない」症状が顕著でした。

その姿の意味がわからない当時の私達親は
「夜遅くまでゲームやってるからだ!!」と怒る。
実際にゲーム機を取り上げたこともありました。

振り返ってみると
ゲームをやっているから怒っていたのではなく
子供が学校に行かない原因をゲームに求めていた
のだと思います。

「子供が変わってしまったのには何か原因があるはずで、
それを除去すれば子供はきっと元に戻る」
そんな勝手な思い込みや希望があったから怒っていたのです。

 

古いって?(笑)一応これは見たことある!

 

前述の通り私はゲームをほぼ知りません。
なんとなく「悪しきもの」と認識していましたが、
ある時私は衝撃を受けます。

 きっかけとなったのは

『マインクラフト』

四角いヒトがギコギコ動いたり
いろんな色の四角いブロックを積んだりしているだけに
見えていたのですが、ある時長男に呼ばれたのです。

「見てみて~!カッコいい建物作ったよ!!」

画面を見てビックリ。
よく考えられた部屋の構成に
明かりも取れるように天窓があったり
地下室や書斎も用意されていたり
左右対称に美しく作られたそれはかなり衝撃でした。
また花壇や畑、噴水まで用意されていました。

え!すごいやん!!
ブロックも色を工夫して配されてセンスあるし~🎵
これかぁ、君が作りたいと言っていたものは!!

話を聞くと、建物をつくるだけでなく
『マインクラフト』の中に自分でゲームを作ったり、
世界中の人とやりとりしながら遊んだり。
子供だけではなく大人も夢中で
学校で取り入れているところもあるのだと。

いつしか我が家の子供たちは天然石の名前を話し
自作の RPG を作り込み、
コマンドを打ち込んでいました(特に次男)。

「ゲーム」というだけで、ただ私が知らないだけで、
実はとんでもない可能性を秘めた世界があるのかもしれない!

私はいつまで経っても意味もあまりわからないし
画面を見たら酔うけれども(三半規管がきっと弱い)
少しでも理解しようと子供たちに聞くようにしました。

「それってなに?」
「え?今はどうなったん??」

子供は、親が興味を持ってくれたと思うととても喜ぶのですよね。
一生懸命話してくれます、キラキラした目で。

自分が好きなものを親に伝えたいという気持ちに加え
自分のやっていることを認められるという
安心感を得ていたのだろうと思います。

◇◇◇


でも私はボコボコ戦う系は全くわかりません!
画面見てもどれが自分のかなんてわからんし(笑)
例えば

『スマッシュブラザーズ』

でもね、一応子供たちに尋ねてみました。

そしたら、使うキャラや対戦相手に応じて
相当戦略的に考えているんですね!
まぁ聞いても見てもわからんまんまですけどね。

なおこちらは長男が好んでいるゲーム。
子供によって好みは明確に分かれますねー。

先ほどの記事にも書きましたが
彼はゲーム廃人だった頃、
VIPに入ったとかしょっちゅう言っていました。

先日、数カ月ぶりにやってみたそうです。
最初負けまくったらしいですが、
そのうち勘は取り戻せてきたと言っていました。

#どうでもいいか


『マインクラフト』も『スマッシュブラザーズ』も
子供にとって大事なコミュニケーションツールであるのは
間違いありません。
学校に行けない子供たちにとって
外界との唯一の繋がりが「ゲーム」という時期もありました。

それが「良いこと」だとは私も思いません。
ただ100%「悪いこと」だとも思っていません。

彼らはなにより安心して過ごしたいのです。
辛いことを一時的にでも考えずにいられる空間に
身を置きたいのです。

長い人生、少しくらいそんな時期があってもいいのかなと
今の私は思っています。

◇◇◇


とはいえ、やはり不安になってしまうのは親として当たり前。

子供たちがゲームに没入してしまうことは、
課金の問題や昼夜逆転を引き起こすリスクもあります。
オンラインで誰か知らない人と繋がってしまい
個人情報が漏れ出ないとも限りません。

でも私は「ゲーム」への見方を少し変えることで
新しい「学び」の一端になっていることを知りました。
だから取り上げるのではなく、
できるだけ上手に付き合っていける方法を模索しました。

例えば、前述の課金は NG、
○時には終わる、○分連続でやったら○分休む、
オンラインで繋がった人に名前や住所等は絶対教えない等
守るべきルールを決めました。
お子さん自身の年齢にもよりますし、
ネットリテラシーについては親もある程度介入して
注意しておく必要はあるでしょう。

どうしてそういうことが必要なのか。
それは子供たちを学校に行かせるためではなく
生活リズムをある程度は保ち、視力も守りたいからであり
子供の安全を守りたいから。
そのことを是非お子さんたちと話し合ってみてくださいね。



あと最後に、先ほど書いた長男の話。
廃人レベルだった長男は今もゲームはしますが
めちゃくちゃ短時間です。
時期がくれば自ら抜け出してきます。
ご心配されている方も多いと思いますが
きっと大丈夫だと思いますよ😊

 ◇◇◇

あともう1つ、ゲームが効果を生むらしい話。
私の心が相当弱っていた頃、
「スーパーマリオ オデッセイがうつに良い」と聞き
子供たちの指南を受けながら試してみました。

でもね、まったくできない( ゚Д゚)
子供からも「センスなさすぎ」と言われました🤣
…ですよね、わかるわかる。
だって何やってんのか自分でわからんくて、
何も楽しくないんだもん(笑)
余計メンタル弱るわ!と思って、止めました💦

 #なんのはなしですか

なお、ゲームを2つご紹介していますが決してCMではございません。


「不登校児とゲーム」について
実は本日(っていうか、ついさっきね(笑))
X のスペースでお話しました。
(※リプ欄からアーカイブも聞けますよ😊)

「ゲーム」が悪いわけではない。
子供は辛い経験から逃げ込んでいるのかもしれないから
その世界を取り上げない方が良い。
「ゲーム」にどっぷり浸かる時期があってもいいじゃない。
ただし使い方については、お子さんの年齢や状態によって
親は少し注意はしておいた方がいい。

本記事を書いて思ったことも含め
いろいろお話できたかと思います。

悩ましい問題もたくさんありますが
今後もしっかり考えていきたいと思います。

必要な方に届きますように✨


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