高価格戦略を成功させる ①
おはようございます!!
もう暑すぎて、頭がふわっとしていますので、本題に行きたいと思います。
では、今日から「高価格戦略を成功させる方法」というお話しを5回ほどに分けてお話しします。
そして、今回はちょっと箇条書きみたいな感じでやってみたいと思います。
高価格戦略を成功させる方法 ①
私が、今の婦人服をやる時に決めたことがありました。それは、「他店よりも、とにかく高く売ろう」という事です。
サラーリマン時代のことから話せば、長くなるので割愛しますが、誤解を承知で言いますと、「同じものを他店が3,000円で売っているなら、自分の店では5,000円で売れるようにしよう」と考えました。
なので、その5,000円で売れるのには、どうしたらいいのか?って考えたのが、これからお話しする内容だと思ってください。
本当は、5回では半分もお話しできないのですが、最初の一歩としてお話しさせてください。よろしくお願いします。
価格とは何なんでしょうか?
価格の囚人になってしまっていませんか
私たちは価格という牢獄の中に生きています。
その中で価格ゲームに強制参加されています。
ルールは単純、いかに高い価格の獲物を捕獲できる財力を身につけるかどうかです。
そのために人はお金持ちになろうと必死になります。
価格とはつまり人間にとっての恐怖であり欲望の源であるのです。
動物の世界には「価格ゲーム」は存在しません。
そして私たち人間はこの「価格」を乗り越えないといけません。
もし価格がなくなったら……
あらゆるものに価格がなくなったら思考が停止してしまいます。
モノの価値が分からなくなり世の中はカオスになります。
お金の価値がなくなり単なる紙切れになります。
「成功者」と「失敗者」の物さしがなくなります。
価格とは資本主義社会における重要な価値の中心であります。
価格が世の中を安定させているのです
価格がなくなったら暴力が支配するマッドマックスの世界になります。
資源を暴力で奪いとった者が支配する世界になります。
価格があるから、お金を持つ者が支配できるようになるのです。
お金は暴力で解決しようとする野蛮人では獲得することはできません。
お金は信用と知力、行動力がないと獲得できません。
つまり価格があるから、世の中を暴力から守ることができるのです。
価格は人を自由にしました
価格以前の時代では肌の色で買えるものが決められていました。
価格は人種格差、性格差、階級格差を是正します。
お金を持っている者が社会の上にいける仕組みを作ったのです。
お金とは能力の証明であります。
そして価格とはあなたの能力の高さを証明します。
これが元々のお金の期限だったのです。
同時に価格が戦争を起こすのです
昔は資源や領土の為に人は戦争していました。
今ではそこに「価格」という要素が入って中心を占めています。
オイル価格の為に戦争しています。
貿易の為に経済戦争を起こしています。
お金のために人を殺しています。
価格が世界の善悪の中心にあります。
価格から解放される方法
商人は価格のために生きていません。
価値を提供するために生きているのです。
価値が高ければ価格は言い値で決められます。
国に怒られるのはあなたの商品に独自性という価値がないからでは?
独自性の価値を極めればあなたは自由になります。
値札を見る必要が減ります。
本当に良いモノを素直になって買えるようになるのです。
適正価格の罠
既存商品には必ず適正価格があります。
その世界で勝負する人は一生適正価格と向き合わないといけません。
そうやって適正価格の囚人となっていくのです。
適正価格のゲームから逃れるには、ビジネスに奥行きを与えることが必要です。
適正価格のゲームの奥に別の収益口を作るのです。
その収益口で完全なオリジナルで勝負します。
そこは適正価格から完全に自由な価格の世界です。
なぜ適正価格を探すのですか?
大抵の商人は適正価格を探そうとします。
ネットで検索して、なんとなく値段をつけていませんか?
この平均価格を探している時点であなたは国の言いなりなのです。
国は価格を安定させることが仕事です。
その策略にまんまと乗せられているのです。
自分の商品に自信がありますか?
自信がないから適正価格を探してしまうのです。
成功したいなら自分の商品を持たないといけません。
価格とは商人のプライドなのです
商人として最高のモノを届けるのは当たり前です。
そして高いお金を頂けるのです。
これ当然のことです。
商売は慈善事業ではありません。これを明確にしてほしいのです。
「人助け」は慈善事業に任せれば良いのです。
あなたはビジネスパーソン、人を助ける対価をしっかり頂いてください。
定価とは付加価値なしの値段のこと
巷に溢れる定価は、定価市場におけるお約束ごとです。
商品そのままを出すだけでも売れる値段のことを言います。
そこで商品を出せば価格競争に巻き込まれるのは当たり前です。
そういった価格競争から抜け出したいなら、まずそこで商売しないことです。
さらに同じ商品を高く売りたいのなら、それだけの価値をつけることです。
高い商品を売れる空間をあなた自身の手で作れば価格競争は無縁になります。
価格のコミュニティ
低価格のお店には似たような収入層を集めるクセがあります。
高価格のお店も然りです。
もちろん例外もあります。
お金持ちでも低価格の店に行く人もいます。
貧乏人でも高価格の店に引く人もいます。
つまり価格=お金持ち/貧乏人のコミュニティとは必ずしも言えません。
では、何が価格のコミュニティを形成しているのでしょうか?
高価格は人に努力させます
高価格の世界があれば、それが人に夢を抱かせます。
だから貧乏人でも夢と目標を描くようになるのです。
価格とは、自分の目標を形取るための重要な判断要素であります。
ここにビジネスの成功の秘けつが詰まっています。
それは:高価格にしたいなら人に希望を抱かせよ、であるのです。
価格と人間心理の関係性がここで見えてきます。
価格を理解するということ
すなわち、人間心理を理解することなのです。
「価格への恐怖」を解体し、理解しなければなりません。
恐怖の根源が分かれば、人は恐怖を克服することができます。
次に、「価格を上げる」真の理由を理解する必要があります。
人に夢を抱かせることの大切さを学ぶのです。
いかに値上げがあなた、そして世の中のためになるのか考えてみましたか?
この2つをこれからのパートで重点的にお伝えしていきます。
専門用語は捨ててください
ニーズ、ウォンツ、需要と供給などのことです。
こういった経済学用語はすべて捨ててください。
経済学の視点で考えると古い考え方に囚われるからです。
古い考え方とは商品ありきの価格決定法です。
そうするといつまでも高価格戦略は描けません。
一度、ゆっくり考えて見てください♪
あなたにとって価格とは何ですか?
高い買い物をして満足した時の理由は何ですか?
逆に高い買い物をして不満足だった時の理由は何ですか?
あなたが高額セールスをするなら何に注意したいですか?
ハイ!!
スイマセン…今日はここまでとさせてください♪
思ったより、言いたいことがたくさんありまして大変です♪ 5回では終わらない気がしてきました♪
明日は、「価格の幻想を打ち破れ!」というお話しをさせていただきます。
また明日お会いできるのを楽しみにしております♪
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