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夏は静けさをまとって(詩)
夏は静けさをまとって
あたりさわりもなく 過ぎてった
遊ぶこともなくなった
25の夜を照らして
夏は静かな ふりをして
あたりさわりもなく過ぎてった
隔てたのは僕の方か
夏は静けさをまとって
あたりさわりもなく過ぎてった
汗も花火も 感じることない
夜を照らして
夏は静かな ふりをして
あたりさわりもなく過ぎてった
隔てたのは彼の方か
それでも僕は生きているって
ぼろぼろの体は歯向
幸福論などなかった(詩)
ありとあらゆるところに
幸せは存在していて
誰かがどうかしら 受け取っている
積み上げれば簡単に
心を満たすはずだけど
どうもそれはうまくいかないらしい
ここに幸福論などなかった
空は 矛盾しているようだった
コーヒーが飲みたくなった
なぜか風は気持ち良い
大人になること(詩)
手にしたものだけが 全てじゃないよ
本当に必要か
整理しなければ 荷物になるだけ
心の容量は 足りていますか
踊らされているのは 他人のせいではない
自分が自分であるために わきまえて
いつか灰になった後に 晒されないように
受け取ったものだけが 全てじゃないよ
本当に必要か
信じるものは 変わり続ける
心の寛容は それでいいですか
大人というものは 子どもなのかもしれない
自分が自分を