結晶(詩)

【結晶】
春の災害が 心の中に 句読点をつける
それなりに 遠回りして 時は過ぎるけど

静かになった 海岸に 陽がさして
何もなかったとは 言わせないと

舞い上がる 舞い上がるよ
雪の結晶よ 輝いて
舞い上がる 舞い上がる
この空に 花を連れてくる

静かになった 街並に 陽がさして
何もないままでは 始まらないと

舞い上がる 舞い上がるよ
雪の結晶よ 輝いて
舞い上がる 舞い上がる
この街に 春を芽吹かせて

月並みに 心の句点は
読点に変わるよ
この街に 今年も咲く花によって

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先日ふと思いついて書き連ねた詩です。メロディーもおおよそできていますが、それはまた後日。