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どれ程に、残念で、悲しく、愚かなことであるか

人間社会における最高の智慧。それは道徳、修身。良く見ると至るところに転がっている。しかし、それを生活の信条にして、生きている人間がいかに少ないことか。現代における世界の文化の中に、それらは断片的に語り継がれているものの、現代の人間は、それを蔑ろにし、寧ろ、厄介で面倒なもの、堅苦しいもの、怪しいものとして捉えるようになり、表面的には避けるようにして生きている。これがどれ程に、残念で、悲しく、愚かなことであるか。更に言えば、この道徳、修身的な宗教観、即ち、信条、信仰が原因で、論争、対立、権威闘争、そして紛争(命の奪い合い)まで起きている。これが正しい、いやこっちが正しく、そっちは偽物。この考えそのものが既に本当の叡智とは言えない。人間は、愚かで弱い。自分のことは自分が一番良く分かっていると思い込んでいる。そして、この道徳、修身、即ち人間としての信条すらも、分かったつもりになっている。学びもせず、学ぼうともせず拒み続けているうちは、良い道は与えられない。道のない人生ほど、空しいものはない。人間は、楽しければ人生良くなるのではない。人間は、癒されれば人生良くなるものではない。今世の約束事として、本当の智慧を生涯学び続け修得し、自主自立の道を見つけ歩むこと。


そのことを肝に銘じ、道徳、修身を真摯に修得し、人生の道を見つけ歩みます。


有難う御座います。


(撮影:藤井啓人)

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Hiroto
幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者