自然の摂理から逸脱している
一つひとつの生命には、役柄、役割が存在している。それぞれの種にも在る。そして、それぞれの性にも役柄、役割が在る。これを受け入れようが受け入れまいが、事実、存在するのが実相。これを否定したところで、自然界がそのように仕組まれているのだから事実を曲げようがない。人間社会においては、この事実を損得勘定で捉えてしまう。従って、あの人は男だから、あの人は女だから、あの人はそういう人だから得をしている、こういう人だから損をしている、あちらはいい思いをしている、こちらは我慢をしているとなる。この発想は、自然の摂理から逸脱している。これを曲げてまで事を主張をしたところで、物事が歪むだけで無駄な争いを引き起こすだけ。答えは、自然界の中にある。答えは、人間社会の中にはない。凸も凹も、上も下も、右も左も、強い弱いも皆、全体性を帯びた調和の中にある。ミクロでみたら不平等、不公平。マクロで見たら調和ということになる。この真理を如何につかめるか。己の持つ、損得勘定という我欲の罠を克服し、自然界の持つ相補性、相互扶助の作用を取り持ちながら生きていく。そのようになれば、世の中、善い方向に整っていく。
そのことを肝に銘じ、今日一日を生きます。
有難う御座います。
(撮影:藤井啓人)
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幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者