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情けは人の為ならず? 善因善果の法則 No.795


皆さん何か良いことをした結果として自分に返ってきた経験ってありますか?

私は今でも鮮明に覚えているのが、息子が小学校に入る前にそのことを教えようと思って、近所のゴミ拾いをしていたら、知らないおばちゃんが「小さいのに偉いね~」と言ってお菓子をくれた体験です。

息子に「神様は見ているからゴミ拾いをのようなことをすると、いつかいいことがあるぞ」と伝えようと思ったのですが、その日にいいことがありました。


まあ、これは例外としても「いつかいいことがある」のいつかって、いつだと思いますか?

私は、ある程度法則があるような気がしています。


ルール1
戻ってくるのが早く返ってくると少なく、遅くなればなるほど大きくなる。

例を挙げると、お祝いなどのお返しはすぐに返ってくるので渡したお祝いより多く返ってくることはありませんが、寄付するつもりで貸したお金が忘れたころに返ってくると、数倍になって戻ってきたりします。


ルール2
見えやすいものは早く返ってきて、見えにくいものは戻ってくるのに時間がかかる。

例えばボランティアのように相手が有って、人に感謝されるような見えやすいものはすぐに返ってきますが、誰も見ていない所でゴミ拾いをするような行為は目立たないので戻ってくるのに時間がかかります。

よく「陰徳を積む」という表現をしますが、見えない所で積まれた徳は戻るのに時間がかかりますが、必ず多く返ってくるのだと思います。


ルール3
エゴが無くなると効果が高くなる。

私もクライアントの社長にトイレ掃除をおススメするのですが、多くの社長は最初はみんなが見ている時間に掃除をしたがります。

というのも、掃除を頑張っている自分を見てほしいからです。もちろんこれだけでも効果がありますが、本来の効果が表れるのはその先のステージです。

見てほしい、褒めてほしいというエゴが抜けて、皆さんに見えない所で掃除をするようになると、急に業績が上がったり、メンバーの皆さんの関係性が良くなったりします。

大切なのは何かを求めてやるのではなく、皆さんのために素直に取り組むことですよね。


でも、最初は結果を求めて初めても問題ありません。形から入って心に至ると言いますが、最初はリターンを求める心でやっていても、そのうち身についてきます。

続けていれば、必ず何かの形になって戻ってきますので人のためになることをしていきましょう。

あ、大切なのは何か良いことがあると信じることです。「こんなことやっても良いことなんかないだろう」という気持ちがあると良いことは起きません。

私もようやく心から楽しんで、でも淡々とゴミ拾いが出来るようになりました。

皆さんもまわりの方のために何か良いことをしていきましょう。

今日の一言
善い行いには必ず善い結果がもたらされる
成長するための実践行動
・まずはリターンを求める行動でも良いので良いことを行う
・良いことをすれば必ず良いことが戻ってくると信じて行う
・誰かに見てほしいというエゴを捨てて取り組む


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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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