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思考・判断・表現 つまりは「パフォーマンス」をどう評価する? -指導と評価の一体化ー
リーディング・ワークショップをやっていると言うと、たいがい返される言葉が「時数足りるの?」「教科書終わるの?」
と、いうことで、例として中学1年生の前期の様子を表にしてみました。
2020年度は、休校がありましたが、休校明けには「総合的な学習の時間」が凍結され、5教科の時数が増えたので、国語科としては休校の影響はほぼ無かった感じです。
およそ23時間のRWの時間を確保できました。
教科書教材を「知識」や「スキル」を学ぶミニ・レッスンの場として扱います。どの教材でどのスキルを狙うのか、書いてみました。
なお、当自治体の教科書は「光村図書」です。
評価は「旧」と「新」で表現してみました。
オレンジ色の教材で「パフォーマンス」を評価します。ここでの評価は形成的評価。生徒が成長できるように自覚してもらう評価です。
RWの「レターエッセイ」も形成的評価を繰り返します。同僚と温度感を合わせるためにルーブリックも必要ですね。(作ってみたのですが、師匠からは言葉が難しいと言われたので直します。)
https://drive.google.com/file/d/1jA0g0fhFg9vGfzc1ph3ucyPjjBZZjMFD/view?usp=sharing
最後に、最もよくできたパフォーマンス、再度チャレンジしたパフォーマンスなどで、総括的にその時点の力を見てあげたらいいのではないかなあと考えています。
パフォーマンスをテストから切り離して行うことで、育てる時間をしっかり確保した上で、子どもの努力を幅をもって受け止められる気がします。
テストだけでは測れない力があると思うのです。
ちなみに「シンクシート」とは、過去記事で登場する「前期試験」で紹介されているようなものです。教科書教材バージョンと、一般書バージョンと、新聞記事バージョン(NIE)があります。
10年くらい前に文部科学省の研究指定校にいたときに学び、数年間こういう教材を開発し続けたら、なんと96種類にもなっておりました。
考えるドリル教材です。
RW/WWとは本質を異にするものですが、スキルを身に付ける「ドリル」として、又は教科書教材にかける時間を短縮するアイテムとしては有効だと思います。ある意味、誰でも指導できるパフォーマンス課題と言えます。まあ、作成するのはそこそこ大変ですが(PISA型の知識があるといいです)。
皆さんは、パフォーマンス評価どうしますか?どうしてますか?教えてください。
今回も、最後までお読みくださってありがとうございます。