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きっとこんなオンラインコミュニティはないだろうなぁ。

これはちょっと不思議な、ジャーナリングコミュニティ「我がままパーク」の話。

交流があるのに、画面オフ。自己紹介もなし。

オンラインコミュニティの形でそんな場作りをしているところはあるだろうか。もくもくと作業するだけの会ならもしかしたらあるかもしれない。


私の運営するジャーナリングコミュニティ「我がままパーク」はお得なプランで月に5回、スタンダードなプランで月に12回くらい活動日がある。

zoomを繋いで交流する日がそれだけある中で、私たちはお互いの顔を知らない。

それでもみんなが言う「大切な居場所」だと。

今日はそんなちょっと不思議なコミュニティがなぜ居場所になれるのか?という話をしようと思います。

こんにちは!Kanaです。

普段はジャーナリングアドバイザーとして、ジャーナリングを使いこなして幸せに近道するアドバイスやイベント講師、コミュニティ運営、起業サポートをしています。

ジャーナリングコミュニティ「我がままパーク」を運営し始めて1年ちょっと。
その前身であるせるふらぶ基地は2022年の9月からなので、そこから数えたらコミュニティ運営自体は、2年半くらい。

運営に関してはまだまだひよっこ。
所属メンバーも15人ほどで多くはない。

そんな私が何を語れるんだ、と思う部分もあるけれど、こうしたらいいよ!の方法論じゃなくて、こんなことを大事にしてきたらこんな結果になったよという実験報告のようなつもりで書こうと思います。


何者でもないそのままのあなたでいてほしい


これが一番大事にしていること。

社会の中でコミュニティを形成していくと「〇〇ちゃんのママ」とか「経理部の〇〇さん」みたいに、勝手に役割が決められていく。

普通はその与えられた役割どおりの自分になっていく

私はそれが嫌でした。
最初に接したその態度でそこでの役割が決められ、そのキャラでいかないとだめってイメージがあって、窮屈だなぁと。

せるふらぶ基地の時は「すっぴんで参加できる」を謳い文句にしていた時期があり、せるふらぶ精神を持ってみんなで集まるなら、すっぴんでもいいじゃないか、と。(主催の私もすっぴんで参加)

それが我がままパークになったら自然と画面オフに。
もちろん私も画面オフです。


画面オフだと表情が見えない、聞いているのかわからないとマイナス面ばかりフォーカスされると思いますが、慣れてくるとメリットの方が多くなります。

なんなら、マイナスに捉えてるのって「zoomは顔を出してするもの」って先入観のせいだったんだと気付かされます(笑)

▶︎メリット①
「準備をしなくていい」

特に女の人は夜のzoomで化粧をしているって結構面倒ですよね。
寝かしつけの後に本当は参加できるのに、zoomのために化粧するって嫌じゃないですか?
あとはどんなに部屋が汚くても片付ける必要もない。

▶︎メリット②
「多少体調が悪くても参加しやすい」

私のコミュニティはいろんなものを抱えている方も多いので、その日の体調や気分で、ジャーナリングはしたいけど積極的に関わりたくない日もあります。
そんな日も耳だけで参加しやすいし、話せるなら寝っ転がってシェアをしてもいい。

私も多少体調が悪かった時にベットで寝っ転がってファシリをした日があります(笑)
(それを事前に伝えて、許される温かい場所なのも嬉しい)

あとはやむをえず移動中の車の中や、ガーデニング終わりの汗だくな状態とかでも参加できるので、zoomを開くハードルが下がります。

参加できなかったなと自己肯定感を下げるくらいなら、参加して良かったって思いたいですよね。


こんな風にメリットもいっぱいあります。

運営してる側のメリットとしては、「運営コストが下がって自分も気楽」
例えば「今日は我がままパークの予定しかない」って日は、一日すっぴんでいられるし、夜はお風呂も入ってから始めれば終わってすぐ寝れるので、最高です(笑)


一方で、デメリットの部分をどうカバーしているか?
どうやって心理的安全性は確保されているのか。


自分の言葉で人と繋がる


ここにこだわったことが一番大きかったかなと思います。

最初に書いたように、」何者でもないそのままのあなたでここにきてほしい」と思っているので、
そのために、自己紹介はしない。初めてくる人を特別扱いし過ぎないです。

ただジャーナリングして気づいたことをシェアする、それだけ。
シェアの中で個人情報がわかることはあります。
それはシェアの内容をわかりやすくするための情報であって、重要ではない、という視点。


画面はオフだからどんな印象・雰囲気の人かもわからない。
年齢もあんまり予想できない。

それは逆に言えば、背伸びをしたくてもできないということです。
画面がオンだったら、「真面目そうに思われたい」とか「明るく元気な印象を与えたい」とか印象を操作することもできる。

でも、声だけだと、印象を操作するって難しい。
しかもジャーナリングした内容は、自分の中心にあるようなことだから隠したいと思ったら「何もシェアできない」状態になるので、人によって度合いの違いはあれど、自己開示をしていくことになります。


そうして、ジャーナリングのシェアだけで仲を深めていくと、その人の使う言葉でその人を見ていけるようになる

1ヶ月の中でもいつも同じ自分で居られなくても大丈夫。だって、今この瞬間のあなたがそうなんだよねって思っているから。


変に馴れ合うこともなく、自分だけの世界にぐるぐる沼ることもない。
程よい距離感に人がいる。

例えるなら・・・家の中に家族はいるんだけど、みんなそれぞれ好きなことをしているような。あるいは、塾に行って勉強するんだけど、休憩室に行けば誰かと話せるような、そんなイメージでしょうか。


大人になって自分の内面的なことを語り合う場を持っている人がどれだけいるだろう?と思っています。

マンツーマンでコーチやカウンセラーをつけていれば、自分の話をすることはできても、コミュニティの形で多くの人と一緒に語り合う時間を持っている人はどれほどいるでしょう。

ちなみに、私はクライエントさんには「マンツーでは世界を深く、コミュニティでは世界を広く」サポートしていると伝えています。


我がままパークの魅力は?と聞かれたら、

  1. 自分にはなかった視点をもらえる面白さ

  2. 自分と同じような感覚、価値観、想いを持った人と共感できる喜び

  3. 自分のために時間を使ってあげられる満足感

大きく分けたらこの三つかなと思います。


だから、私自身もすっごく楽しいし、ジャーナリングスキルが上がって使いこなせるようになっているし、参加メンバーも成長著しいです。
コミュニティ運営は奥が深くコストが高いとされています。

それでも年々増えていっているのはそれ以上に大きなものを得られるからなんだと思います。

私もまだまだ手探りなところはありますが、カリスマ性がなくても、運営能力がそれほど高くなくても、想いを伝えて場づくりをしていけば、叶うということです。
メンバーに想いが届いて、自分にも、最高の居場所を作れました。

コミュニティに所属するのが苦手な私だからこそ、作れた場所なのかもしれません。


▼実際どんなことをしているの?と活動内容が気になった方はぜひ案内ページから詳細をご確認ください。

メルマガの動画講座を受講した特典として、1ヶ月のお試しチケットもありますし、ぜひ気軽に1ヶ月から始めて欲しいです✨

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