ネガティブ思考の根本原因。
そう言えば、かつて6年ほど片思いをした女の子に告白したら一撃必殺で振られたことがありました。それはもう清々しいほどの振られっぷりだった。
こんな感じだったかどうかは記憶も曖昧なものの、フラれた後って本当に人間卑屈になる。『こんな自分はダメだ〜』『俺にはなんの魅力もないんだ〜』的な発想。『6年間は無意味だった!!!!』なんてことまで思い浮かんでネガティブ思考が咲き乱れてました。
とは言えそんな出来事から30年余り経ち、今では『俺って最高やん♪』なマインドで生きてるんですから不思議なもんです。
さて本題。
ネガティブ思考の人って、何をどうやっても自分の悪い面しか目がいかないんですよね。おそらく思考回路が固着してしまってるんだと思うのです。
その原因や遠因は幼少期の体験にあるかもしれません。
例えば家庭環境。親から投げかけられた言葉が自己否定に繋がるものばっかりだとすればそれがデフォルト思考になっちゃいます。親以外に親戚とかから言われる言葉も同じかもしれません。
他にも、多感な年代の体験ってのも大きいでしょうか。周りの友達に虐められたりハブられたり。そして恋したあの子にフラれたり…ってそれは私の原体験でした。
何より今の自分を司る思考ってのは原体験が積み重なって出来上がったものだとは思います。なので、自分のことを低く評価します。『自分には何もない』と悲観的になり、他人と比べてさらに自信を失っていくスパイラルが目に浮かびます。
ただ、これって自分自身を正しく評価できていないだけですよね。評価する能力が不足しているとも言えます。
そもそもできていない自分・嫌いな自分ばかりに目を向けていて何か変化が生まれるのでしょうか?ネチネチ・ウジウジしてるだけで、なんの変化も進化も生み出せない無駄な思考ではないでしょうか。
そして自己評価が低い(正しく評価できない)人は、他人に対しても適切な評価を行うことができません。なぜなら先に書いた通り評価する能力が著しく不足しているからです。
正しく評価できないから褒め言葉を言ったところで薄っぺらい⇨言われた相手も喜ばない⇨だからコミュニケーションがうまくいかない⇨コミュニケーションがうまくいかないから余計に自信を失っていく。
ネガティブ思考の人は評価能力を鍛えるところから始めてはいかがでしょうか。そうすれば自ずと環境は変化していくようにも思います。
他人を正しく評価すれば、相手は喜び、やる気を出してくれます。とても良い表情をしてくれます。それを見れば自分も嬉しいでしょう。しかも、そのような環境を作ったのは他の誰でもなく正しい評価を行なった自分自身です。
そんな自分になれたなら、自分自身を正しく評価することもできるでしょう。そうすれば自分自身が喜び、やる気になり、次に向けての情熱も高まること間違いなし。
と、ここまで読んでもピンと来ないなら、別の方法を提案します。
自分が好きになるような自分ってどんな人でしょ?『尊敬できる自分』『カッコいいと思える自分』『見習いたいと思う自分』…そんな自分を思い浮かべます。そしてそれを実現するために努力するんです。アップデートするんです。
今の自分を好きになれないのなら、好きになれるような自分に変化させるだけ。単純な逆転の発想です。そうすれば自ずと大好きな自分に仕上がっているでしょう。
何事も発想です。発想すれば機会が生まれます。機会は活かすために存在します。その機会を活かせるかどうかも自分次第です。その取り組みは誰にも迷惑をかけることはないでしょう。だったらやってみる他ないでしょ?
その結果を検証するには、自分の好きなところを書き出して増えたかどうかを見極めるも良し、自分に向けてラブレターを書いてみて大好きな部分を書き出してみるってのもアリですね。
考える前にまずは行動。レッツトライしてみてくださいな。
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「自己肯定」をキーワードに見つけた本たち。
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