Kai Sugimoto / 杉本 海

Kai Sugimoto / 杉本 海

最近の記事

映画の正統進化「IMAX」

カナダのIMAX社が提供する新時代の劇場体験 「IMAX with Laser」(IMAXレザー)を体験しての感想。 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、多くの方が、不要不急の外出を控え、家で過ごす時間が増えていることだと思います。私も、不要の外出を控え、本や映画、テレビなど普段は中々見ることのできないモノを見て、日々、楽しんでいます。そんな生活を通して、気軽に外出できた時のことを振り返り、改めて、映画館で見た「IMAX」の魅力を思い出しました。そして、通常の鑑賞料金に

    • 「潜在的な美意識」について。

      「潜在的な美意識」について。 誰でも、感じることのできる「美しさ」「アート」についての記事。 team Lab Planets TOKYO DMM に行っての感想。 なお、現在(2020年4月20日)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、臨時休館しています。 人には「潜在的な美意識」がある。私は、team Lab Planets TOKYO DMM を体験することで、人には「潜在的美意識」があると感じました。 なぜなら、team Lab Planets TOKYO D

      • 「目立つ」けど「変」ではない。

        パッケージデザインにおいて、「目立つけど、変ではない。」ということが重要であると感じました。 なぜなら、「目立つ」ことで、初めてユーザーの目に留まり、そして、違和感を感じさせない「変」ではない、パッケージ、商品こそが手に取ってもらえると感じたからです。 「目立つ」ことの重要性。現代の日本人が「1日に触れる情報量」が平安時代の一生分、江戸時代だと一年分と同じと言われる、情報に溢れた現代社会。「消費者に商品を買ってもらう」には、まず、最初に、溢れた商品やサービス、情報の中から

        • 「芸術の春」がやって来た。

          4月になり、多くの方が「新型コロナウイルス」の感染拡大の影響で、不要不急の外出を控えたり、学校の休校や在宅勤務などで「家にいる時間」が増えたように感じています。また、家にいる時間が増え、忙しい毎日にも、少し余裕ができ、普段は中々「観ることのできない」映画やテレビ、音楽や本などの「文化や芸術」を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。 そんな中、私は、この新型コロナウイルスによる「外出自粛」が、忙しい現代人に、普段は中々「観ることのできない」文化や芸術に触れる「時間」と「き

          「いらなくなったモノ」から「500円」が返ってきた話。

          通学で使わなくなり、いらなくなったTOICAの通学定期を処分したら、500円が返ってきた話。 春から心機一転、新生活が始まり、 ふと、財布をのぞいた時 「いらなくなったモノ」を見つけました。 それは、これまで通学で使っていたTOICA(JR東海が発行する交通系電子マネー)の通学定期です。 もう使わなくなったし、名前も書いてあるので、「シュレッターにかけて処分しよう!」と考えていたところ...忘れていた500円のデポジットのことを思い出しました。 デポジットとは、預

          「いらなくなったモノ」から「500円」が返ってきた話。

          「歩み」を考えた空間。

          安藤百福発明記念館 横浜 通称「カップヌードルミュージアム 横浜」 に行っての感想。 私は、カップヌードルミュージアムを通して、 展示や空間には、 「歩み」を考えることが重要であると感じました。 なぜなら、カップヌードルミュージアムを通して、クリエイティブディレクターでSAMURAIの佐藤可士和さん達らが来場者の「歩み」を考え、「歩み寄る」空間、展示を心掛け「デザイン」していると感じたからです。 一つ目は「道」と「未知」について。カップヌードルミュージアムを通して、

          「歩み」を考えた空間。

          「感情」に間違いはない。

          映画JOKERを見ての感想。 私は、JOKERを見て 「感情に間違いはない」と感じました。なぜなら、JOKERを見ることで「行動」と「記憶」には、是非が存在し、間違ったJOKERの非行には同意、共感することができないが、アーサーの感じた気持ちや思いなどの「感情」には間違いがなく、理解し、共感することができると感じたからです。 一つ目は「行動の是非」についてです。行動の是非とは、当たり前ですが、行動には、是と非が存在し、やって「良いこと」と「悪いこと」があることを指します

          「感情」に間違いはない。

          削り合うことで生まれた作品。

          テレビ番組「天気の子」と僕ら RADWIMPS×新海誠 を見ての感想。 私は、「天気の子」と僕ら RADWIMPS×新海誠 を見て 「互いが削り合い、尖った芯で 美しい世界を描いている。」と感じました。 なぜなら、「天気の子」の舞台裏トークを通して、彼ら自身が「硬く太い芯」を追い求め、削り合い、尖らせ、「尖った芯」で「折り重なった線」美しい世界を描いていると感じたからです。 一つ目は「硬く太い芯」についてです。硬くて太い芯とは、自ら表現を最大限深掘りし、自己犠牲の中で

          削り合うことで生まれた作品。

          不確実性から生まれる合理的なクリエイティブ

          第17回 SAAAクリエイティブ研究会に 参加しての感想。 私は、第17回 SAAAクリエイティブ研究会に 参加して、クリエイター個人がクリエイティブという手法を通して、試した結果を定量的に評価して、表彰する場所である と感じました。 そして、三氏のクリエイターから「これからのクリエイターに必要な視点」についての講演を聞くことで、マーヴィン・キング著による「錬金術の終わり 貨幣、銀行、世界経済の未来」でも語られているように、不確実性から生まれる合理的な判断を選択することが

          不確実性から生まれる合理的なクリエイティブ

          ONE OK ROCK BECOMES LANGUAGE.

          ONE OK ROCK World Tour Document を見ての感想。 私は、 ONE OK ROCK World Tour Document を観て ONE OK ROCK BECOMES LANGUAGE.「ONE OK ROCKは、言語になる。」と 感じました。 なぜなら、彼らが、国境を超え、世界中の多くの人の思い、価値観などの文化に触れ、そこで感じ得たものを歌詞や音楽、そして生き様を通して、「わたしたち」に伝えてくれる存在であると感じたからです。 一つ

          ONE OK ROCK BECOMES LANGUAGE.

          「天気の子」 から 魅得る世界

          天気の子を三回見ての感想。 私は、天気の子を三回見ることで 「魅得る世界がある」と確信しました。なぜなら、映画を観ることで魅せられ、何か思わずにはいられない「魅力」を強く感じたからです。 また、世阿弥曰く、魅力は、花であり(時間軸という鮮度を伴うもの)満開である「今」劇場で映画を見ることを強くオススメします。 そして、私は「天気の子」には三つの視点から楽しめる仕掛けが隠されており、一人で三度見ても、好みが違う人達が見ても楽しめる作品であると実感しました。 一つ目は

          「天気の子」 から 魅得る世界

          THE FUTURE STARTS HERE AND IS BORN NOW.

          第1回静岡市民文化会館のミライを描く市民ワークショップに参加しての感想。 私は、静岡市民文化会館のミライを描く 市民ワークショップに参加することで、 THE FUTURE STARTS HERE AND IS BORN NOW.「未来はここから始まり、今、生まれる」と感じました。 なぜなら、少しでもより良い、 静岡市民文化会館、未来を描くため、 年齢、性別、所属・専門などの垣根を超え、 一人一人が志を持って考え、 語り合う場であると感じたからです。 そして、以下の三つ

          THE FUTURE STARTS HERE AND IS BORN NOW.