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小さなものがたり📖絵のない絵本

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出版を目指しています。ちょっと不思議なことが起きるお話です。
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#創作

夏休みに起きたこと

夏の太陽が輝く午後、ぼくは学校に向かっていた。 友達と図書館で宿題をする約束をしていたか…

あめのひ

せんたくものを ほしたのに、 あめが ふってきてしまった。 いまは つゆ、 たくさん あ…

はらぺこ少年とちっちゃいこうもり

へとへとに つかれて、もういっぽも あるけない。 ひとやすみ しよう。 せなかから リュッ…

木星のジュピ

月がでない夜。 新月っていうんだとこの間、父さんに教わったっけ。 真っ暗なのに、真っ暗だか…

「会いたい」の魔法

たくさんの出会い、会いたい気持ちが、あちらにもこちらにも。 ほら、あそこの角の郵便局の前…

きらきらの朝

雨つづきのあとの、晴れの朝。 すべてがきらきらとかがやいてみえる。 透きとおった青空がきら…

ちいさなお客さま

「ほっほっほっほっほ…」 雨降りの日曜日、わたしは家で読みかけの本を読んでいた。誰かの声が聞こえたのは、1ページ、また1ページと読み進め、半分くらい読み進めたときだった。 なんだろう、今の声?窓の外?いや、ベランダだ。 そう思って、本にしおりを挟んで置き、ベランダに続く窓へと向かう。がらがらっと窓を開けてみたけれど、だれもいない。ベランダの下ものぞいてみたけれど、やっぱり誰もいない。気のせいか、と再び読書に戻ろうと窓を閉めようとしたその瞬間… 「ふう、あぶなかった。見つ

クッキーと海と満月と

お家から自転車で10分、坂道を上るときはお尻をあげて立ちこぎをする。 ほとんどまっすぐの1…

宇宙人と話した日

ぼくは、宇宙人とお話したことがある。 父さんにも、母さんにも、親友のけんにも、だれにも話…

くもりぞらとそらのひと

くもりぞらのひは、なんだかうすぐらくて きみがわるい。 はいいろのくものうえでは なにが…

スミスさんと私とアップルパイ

角のお家に住むのはスミスさんという外国人のおばあちゃんで、家の前を通ると甘くておいしそう…

宇宙の椅子

ここはたくさんの椅子があちらこちらに置いてある広くて明るい部屋。椅子は形も大きさも様々で…

親方と少年の気立てのいい靴

靴には気立てのいいのと、そうでないのがある。気立てのいい靴は、持ち主がぼーっと歩いても、…

ふくろうじいさんと庭の花たち

赤い屋根の家の広い庭、そこに咲く花たちは、季節によってそのメンバーは変わるのだけど、一年中きれいな花がたくさん咲いている。ご主人の「かわいいねえ」という声かけのおかげか、花たちもみんなそれぞれその咲きっぷりに満足していて誇らしげだ。 お世話しているのはこの家に住むふくろうじいさん。ふくろうじいさんはその名の通り、ふくろうにそっくりなおじいさん。ふくろうって、どっしりとしたおじいさんのような鳥でしょう?ふくろうじいさんの顔は、ふさふさと上を向いた眉毛、すぐ下に大きめのまんまる