映画を見て気づいた「憧れの気持ち」
「ハドソン川の奇跡」をみて、
臨場感に震えて涙が出た。
そして、もう一つの映画が思い出された。
それは「ファーストマン」だ。
共通するのは、突然過酷な状況に陥り、
その中で、冷静に的確に、
状況判断をし、
ピンチを乗り越えていくところだ。
ハドソン川の奇跡は、
離陸直後、バードストライクにより、
両エンジンが停止してしまう。
ファーストマンは、
人類で初めて月面に降り立った
ニール・アームストロングのお話だ。
宇宙という未知の世界で、
想定外の出来事が起こる。
どちらの映画も、私は、
冷静さ、的確さに心が打たれた。
1秒も無駄にはできない状況で、
「どうしよう」なんて、
感情的になっている時間はない。
命がけだ。
そんな極限な状態の中で、
感情は切り離し、
問題に対して出来ることを
どんどん試していく。
それは、日ごろからの努力や、
積み重ねた経験があるから出来る事。
◇ ◇ ◇
自分が映画をみて、
どんな場面に感動するのか考えてみたら、
冷静な判断ができるところや、
日ごろからの努力、
積み重ねる姿勢だと気づいた。
私にとって憧れの気持ちは、
自分に無いものを、
「いいなぁ」と思う気持ちが
強い気がする。
今までは、
それを自分が持ち合わせていない事で、
残念な気持ちになったりしていた。
でも、憧れや尊敬を感じたから、
その人のようになりたいとか、
ならなきゃって思うんじゃなくて、
自分と違うことに、
単純に憧れてもいいと思うのだ。
「いいな」と感じる気持ちを単純に
楽しめばいいんだなって思った。
◇ ◇ ◇
違うっていいことだ。
自分にはないけど、自分とは違うから、
良いと思うことだってあるのだ。
決して、自分が
そうならなくたっていいし、
がっかりしなくていいのだ。
その人と比べる必要はなくて、
素敵と思う気持ちを、
ただ感じるだけでいいんだと、
やっとわかった。
最近気になっている映画は、
「TENET テネット」
久しぶりに映画館に行きたくなってきた。
映画の世界に引き込まれたい。
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