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読書感想文

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心に刺さった本、影響を受けた本、それらオススメ書籍や、他の方の素敵な感想文も、こちらにまとめてゆきます。
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記事一覧

変われないのは意志のせいじゃない? 目標達成のカギは「裏の目標」にあり!

新年の目標がまたもや未達成に終わってしまった…。 どうして自分はリーダーとして変わることができないんだろう…。 なぜ部下や会社は変わってくれないのか…? そんな風に感じたことがあるのは、きっとわたしやあなただけではないはずです。 「自分のやる気が足りないから?意志が弱いせい?」と自分を責めたり、変わると言いながら変わらない部下にがっかりした、なんてこともあるかもしれません。 でも、それは本当に意志ややる気だけの問題なのでしょうか?   実はそうではないんです。 ロバート

早起きで見つける人生の余白

“早起きは三文の徳”、という言葉があるように。 早起きすることで何かしらのメリットがあるはずだ、それを手にしたい、という人も多いのではないかと思う。しかし、実際にはそのメリットが何であるか実感を得る前に、習慣化できずに終わってしまった…。この本は、そんな人たち(含む、私)にとって、バイブルとなり得る一冊だ。 筆者のキム・ユジンさんは、幼少期に、家族で祖国の韓国を離れて、全く自分を受け入れてくれない環境に身を置き、マイノリティとして、また激しいイジメの対象者として、自らのアイ

いわた書店一万円選書 読書感想文②『神さまたちの遊ぶ庭』

いわた書店の一万円選書からの2冊目。本日は、『神さまたちの遊ぶ庭 / 宮下奈都著』の感想文です。 いわた書店の「一万円選書」当選についての記事はこちらをどうぞ▼ このエッセイを読んで、著者の宮下奈都さんの大ファンになりました。彼女の他の作品もこれを機会に読んでみたいと思えるほど、この一冊の魅力的な世界にどっぷりと浸ってしまいました。 福井から帯広へ2年間の期間限定移住のはずが? 物語は、北海道、十勝の山奥にある小さな集落「トムラウシ」が舞台です。 以前から北海道での暮ら

いわた書店一万円選書 読書感想文①『パリのすてきなおじさん』

いわた書店の一万円選書に当選し、送ってくださった本を眺めていて、最初に「あ!これから読みたい!」と思わず手に取った一冊が、この「パリのすてきなおじさん」です。 いわた書店の「一万円選書」当選についての記事はこちらをどうぞ▼ 「パリのすてきなおじさん」とは?ポップで可愛いイラストに、魅力的なタイトル。 きっと、パリのステキなイケおじから、ファッションや考え方、暮らしのセンスなどを教えてもらえるのかな〜、なんて思いながら、気軽な気持ちで読み始めました。 そして結論から言うと

念願のいわた書店の一万円選書に当選!〜岩田店長との本を通した交流〜

昨年の12月、とても嬉しいお知らせが飛び込んできた。 それは、北海道の小さな街にある、いわた書店の店長、岩田徹さんが行っている「一万円選書」に当選したとの便りが届いたことだった。 当選のメールを受け取った時は、「わー!やったー!!」と思わず叫んでしまった。 それぐらい、私はこの選書に選ばれることを、長年、心待ちにしていたのだ。 一万円選書とは? 初めて一万円選書のことを知ったのは、NHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で、店長の岩田さんが取り上げられていた回を観たこと

心を猛烈に掴まれる名言がいっぱい「左ききのエレン」

The Breakthrough company GOの三浦崇宏さんが、何かのインタビューだかで「左ききのエレン」のお話をされているのをみて、漫画を購入してみたのですが。 これが、ものすっごい心にぶっ刺さりまくりでして。 始発の電車で帰宅し、数時間仮眠してまた出社する日々を送ったり。 4徹した、5日目の早朝に髭が生える夢を見て飛び起きたり。 会社近くの銭湯に、毎晩上司と後輩と通い、また仕事に戻ったり。 仮眠用に社長が用意してくれたフカフカ枕に「神ですか!?」と感じてみたり。

ここ最近のモヤモヤが一気に吹き飛んだアウトプットワークのご紹介☆

やっぱりアウトプットすることはいいな。 今日はそんな話を書いてみます。 最近、自分の中で、漠然と停滞感を感じてまして。 新しいことに挑戦している(しようと仕掛けていく準備をしている)最中なのだけど、イマイチ気持ちが乗らない… なんだろう、これ??? 心が凪の状態は、良いことでもあるかもしれないけど、 穏やかで安定している、ともニュアンスが違う。 自分にとっては、あまり嬉しい状態ではないのです。 そんな中、ある尊敬している方からおすすめされた書籍を、早速購入し読み始めま

生涯、手元に置いておきたい本はありますか?

何度読んでも感動する… 読み返すたびに、違う感覚、印象を受ける… ことあるごとに立ち返り、心の支えにしている… そのような、生涯、手元に置いておきたいと思える本はありますか? ↓この内容は音声配信でもお聴きいただけます(7分ほどです)↓ https://stand.fm/episodes/610fd591167654000660b79b わたしは、本が好きで、何十年もかけて、色々なジャンルの本を蓄積してきたのですが、今年の春に盛大な断捨離祭りを決行しまして。 思い切って、

かつての"マルッと丸投げ上司”が臆病だった私の殻を破ってくれた話

かつて、とても型破りな上司のもとで仕事をしていました。 夜中の2時、3時にメッセージが送られてくることは日常茶飯事。 「すごいよ俺!さっき、すごいこと閃いたから、明日会社でシェアします!」と、エキサイティングなメッセージが飛んできます。 それに対するこちらからの、リプライは、ほとんどスルーです。 翌日は、会議室に軟禁され、そのお風呂で突然思いついたと言う「閃き」をとくと聞かされて。 「じゃ、そう言うことだから、プロジェクトリーダー、頼むよ。」と、こちらの意思は関係なく任命

書籍『三つ編み』に自分を絡ませて

秋の夜長に。今日は心に深く染みこんだ書籍『三つ編み』について書いてみます。 ・・・・・ 今世では抗うことがもやは不可能だと思われる壮絶な境遇から、死を覚悟で抜け出そうと決意する女性。 平穏で代わり映えのしなかった日常に光が差し込み、初めて手にしたこの上ない幸福に浸っていた矢先。根底から覆される衝撃の事実を突きつけられ、リスクを承知で立ち上がった女性。 自らの力で築き上げ、夢に描いた頂点まであと一歩…というところで、予期せぬ敵に奈落の底に落とされ、これまでの運命と決別し

『星の王子さま』ブックカバーチャレンジDay7

ついにブックカバーチャレンジDay7、最終日となりました。 このチャレンジは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。 ルールは2つ。 ① 本の紹介は表紙画像のアップだけでOK ② 本の紹介と同時に、その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする 7冊目に紹介するのが、不朽の名作『星の王子さま』です。 この本は、家族の誰かが随分と昔に買ってくれていたものでして。 何気なくサラリと読んだこともあったので

『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰』ブックカバーチャレンジ6日目

さぁ、7日間のチャレンジも終了目前となってきました! それでは本日もブックカバーチャレンジ、参ります。 このチャレンジは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。 ルールは2つ。 ① 本の紹介は表紙画像のアップだけでOK ② 本の紹介と同時に、その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする 6冊目に紹介するのが、『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰』です。 時代の潮目には、やはりそれをダイナミックに起こす源流

『ココ・シャネル 女を磨く言葉』ブックカバーチャレンジDay4

いよいよ、ブックカバーチャレンジも折り返し地点となりました。それでは今日も参ります。 このチャレンジは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。 ルールは2つ。 ① 本の紹介は表紙画像のアップだけでOK ② 本の紹介と同時に、その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする 本日、4冊目に紹介するのが、『ココ・シャネル 女を磨く言葉』です。 まず最初に、身も蓋もないことを書いてしまうと。 シャネルという

『徳川家康』ブックカバーチャレンジDay3

さて。ブックカバーチャレンジ、今日も参ります。 このチャレンジは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。 ルールは2つ。 ① 本の紹介は表紙画像のアップだけでOK ② 本の紹介と同時に、その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする 3冊目に紹介するのが、山岡荘八 著『徳川家康』です。全26巻という超大作でございます。 私が歴史好きになったのは、間違いなく父の影響です。 小学校低学年の頃の誕生日だか