はたらきたくない。
1月中旬の人類共通言語は、ほんとそれ、ではないでしょうか。
お正月休みが終わり、ご褒美のプラス3連休もアッという間に過ぎて(そもそも休めてないよーという怨嗟の声も聞こえたり)、もう、ほんとに無理……はたらきたくないですよねみなさん?
思うに人類は、いや、生きとし生けるものは、労働に向いてない。
主語、大きいですよ思いきり。そのくらい普遍かつ不変の真実です。
真実に逆らって労働するの、よくない。QOLが担保できない。人間性カケラもない。
でも、働かないとご飯が食べられない。WHY?
理不尽にして暴虐な世の倣い、いくら考えても納得が得られない、せめて本を読もうそうしよう。仕事はpoisonだし社会はbull shitだしこの世はdeath valleyだけども、生きていくぜ生きるぜみんなでなかよく(なかよくしないこともある)、な7冊。
態度はかなーりやさぐれてますが、セレクトは真剣です。非・労働に共感の輪を!!
滝本竜彦『NHKにようこそ!』(角川文庫)
ひきこもり小説の古典にして大傑作!
森見登美彦『四畳半神話大系』(角川文庫)
妄想してないで、とっとと恋路を走りやがれ!
太宰治『人間失格』(角川文庫)
自己の生涯を極限までに作品に昇華させた太宰文学の代表作
朱野帰子『マタタビ潔子の猫魂』(角川文庫)
『わたし、定時で帰ります。』著者の痛快デビュー作!
小林多喜二『蟹工船・党生活者』(角川文庫)
20世紀のプロレタリア文学が、21世紀のワーキングプアの文学として蘇る
清水めりぃ『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話 モフ田くんの場合』(KADOKAWA)
会社が変わる、猫(モフ田)が変える
右野マコ『働いたら負けだと思ってた』(角川コミックス・エース)
Xで爆発人気の絶対働きたくない二人のニートBL