気仙沼名物メカカレー
おばんでがす!ケイチェルおじだよ。
メカカレーと聞いてどんなカレーを想像するかな?ネジとか半導体が入ってそうなカレー。まあ普通そう思うよね。気仙沼やべえ、って。
ところがなんと、メカジキのカレーらしいのだ。おいたんはYouTubeの「まかないチャレンジ」で知った。
NHKの「あさイチ」でも取り上げられたことがあるらしい。どうやら漁師さんたちが売り物にならないメカジキのアラから身を削いでカレーにして食べてたというところから来てるようだ。昔から存在してた割には地元でもそれほどメジャーじゃなかったらしい。ところが近年、アラじゃなくてちゃんとした柵の身を別焼してトッピングにしたような、洗練されたスパイスカレーとして売り出す店なんかも出てきて、にわかに注目を集めてるとのこと。
まかないチャレンジの大将は「タダみたいな値段で売ってた」というメカジキのアラを使って、昔ながらの和風だしのカレーにしてるんだよね。おいたんはそれを見て以来、魚屋に行くたびにメカジキのアラがないかチェックしてたんだけど、ぜーんぜん売ってない(泣)
仕方ないので普通の切り身を買って作ることにしたよ。作り方はYouTubeじゃなくて大将のレシピ本の方に寄せて作ってみよう。
↑こちらではマグロの血合いを使ってるのをメカジキに変えました。
↑駅前の魚屋とスーパーを回って、一番安かったバヌアツ産のメカジキを使用。
フライパンにサラダ油を熱してニンニク・生姜のすりおろし、鷹の爪を炒め、香りが立ったらメカジキ投入。
メカジキは血合いも美味しいから下処理とかしなくていいらしい。
さらにカレー粉大さじ1を入れて香ばしく炒める。
メカジキを鍋に移して、野菜(玉ねぎ、ニンジン、長ネギ、蓮根)を炒める。
しんなりするまで炒めたら鍋に移し、めんつゆをテキトーに希釈したもの450ccを入れる。
これを15分ほど煮込んで味見。カレー粉大さじ1を追加しました。まかないチャレンジ名物酒溶き片栗粉でトロみをつけます。
これを5分ほど煮て、メカカレーのできあがり。
メカジキが柔らかくて旨い。
YouTubeで大将がウマいウマい言いながらお代わりして食ってるけど、分かるわ。和風だしのお蕎麦屋さんカレーで、メカジキもあっさりしてて罪悪感の少ないカレーだ。なんか健康的なものを食べてる気がする。
おいたんもこれまでのnoteで中華屋さんのカレーとかバスセンターのカレーとか、昔ながらのカレーを作ってきたけど、最近になってこういう素朴なカレーの良さがしみじみと分かるようになってきたよ(おっさんになった証拠!?)
そう言えば小学生の頃、給食でたまにカツオのカレーが出たのを思い出した。あれも美味しかったなあ。今度はマグロの血合いでも作ってみたい。魚屋でタダみたいな値段で売ってるしね。
おわり。