【3分でわかる】Webマーケティングの市場規模と将来性
こんにちは!株式会社Innovation X Solutionsの高濱です!
今回は「Webマーケティングの市場規模と将来性」を解説します。
結論から言うと、Webマーケティングの市場は成長を続けているので、仕事がなくなるということはないです。
これからWebマーケターを目指す方は今回の記事を参考にしていただき、市場価値の高いWebマーケターにキャリアアップしましょう!
Webマーケティングの市場規模と将来性
Webマーケティングが今後も需要のある職種だという理由は2つあります。
つまりは「Webマーケティング市場が成長している」ということです。
市場が伸び続ければ、それだけ市場にお金が入ってくるわけですし、人材も必要となって、Webマーケターの求人も多くなります。
下記でもう少し詳しく解説しますね。
①インターネット広告費の成長
先述したように、Webマーケティングは今後も需要が高まり続けていく職種です。
というのも、ここ数年のインターネット広告費が、右肩上がりで伸び続けているからですね。
2024年に電通が調査したデータによると、インターネット広告費からインターネット広告制作費および物販系ECプラットフォーム広告費を除いたインターネット広告媒体費は、ビデオ(動画)広告やデジタル販促の伸長により、前年比108.3%の2兆6,870億円となりました。
2024年は前年比「108%」を予測し、さらに成長することが見込まれています。
上記のデータからも読み取れるように、インターネット広告費が多くなればなるほど、Webマーケティングの需要は今後も高まり続ける可能性が高いです。
Webマーケティングは「インターネットを活用して顧客を集客する仕事」ですので、インターネット広告費が増えれば増えるほど、Webマーケティングは今後も需要が高まるというわけです。
そして、Webマーケティングの需要が高まると、会社は「人材不足」になり、採用市場も活性化します。
②動画広告市場の急激な成長
Webマーケティングの市場が成長している理由の2つ目は「動画広告市場の急激な成長」です。
Youtubeやインスタグラムを代表とする「動画広告市場」の著しい伸びが考えられます。
2024年にサイバーエージェントが発表したデータによると、2023年の動画広告市場は、昨年対比112%の6,253億円に到達。2024年は7,209億円、2027年には1兆228億円に達する見込みです。
昨今のYoutubeを見ているとわかりますが、一般人から芸能人まで、老若男女、多くの方が参入されていますよね。
あわせて、通信速度の高速化「5G」も浸透しており、ユーザーにとって動画を視聴する機会が以前よりも増えてきました。
動画広告の制作・運用・分析をするのは、動画編集者・Webマーケターであることが多いです。
インターネット広告費と同様に、動画広告費が多くなればなるほど、Webマーケティングの需要は今後も高まり続ける可能性が高いです。
WebマーケティングとAIの共存
そして、「AI」を使いこなすことができるようになれば、さらに自身のスキルアップ、成果につながりやすくなります。
実務的な話をすると、例えば、広告運用ではいくつかのクリエイティブを入稿した後、AIが自動的に良いクリエイティブを選出し、広告欄に表示させるという機能があります。
なかなか素晴らしい機能ですよね。人間が常に分析をしなくても、AIが勝手に分析し、一番良いクリエイティブを表示させてくれます。
他にも、WebサイトのABテストをした時に、AIが自動的にサイトを分析し、成果の良かったサイトを自動的に表示させたりしてくれます。
このように、AIを活用すれば、Webマーケティングの仕事の効率化、成果アップが実現できます。
人間はWebマーケティングをしつつ、さらにAIと共存すれば、マーケティングの効果はさらに高まるでしょう。
【注意】Webマーケターとしての市場価値
ここまで、Webマーケティングの市場規模と将来性について解説してきました。
結論としては、Webマーケティングの市場は成長を続けているので、仕事がなくなるということはないです。
とはいえ、「Webマーケターになれば、将来、安定なのか」といえば、そうではない可能性もあります。
「AI」によってWebマーケティングの仕事が取って代わる可能性があるからですね。
特に、Webマーケティングの「作業(下流)」にあたるタスクだけをしている方は注意が必要です。
例えば、
などがあります。つまり「作業(下流)」にあたるタスクですが、このようなタスクはAIによって仕事が取って代わることがあります。
これが「メイン業務」となってしまっている方は、Webマーケターとしての市場価値は低いままです。
※もちろん、Webマーケターとして仕事を始めたばかりの方であれば、比較的負担の少ない上記のようなタスクから始めるのがよいです
Webマーケターとしての市場価値を高めるためにも、クリエイティブを作ったり、企画を立てたりする「上流」の仕事をメインで行いましょう!
まとめ
今回は「Webマーケティングの市場規模と将来性」について解説しました。
Webマーケティングの市場は、今後、成長が期待されていることから、将来性のある市場であることがわかりました。
とはいえ、Webマーケティングの「作業(下流)」にあたるタスクがメイン業務となってしまっている方は、自分の市場価値が低いままで、収入アップ、評価アップが難しくなり、最終的には自分ができる仕事がなくなる可能性もあります。
この記事を読み終えた後は、自分の成長につながる行動をすると、他人と差をつけ、人生が有利になります。
少しでも前に進むためにも、今できることを考え、行動していきましょう!