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【初心者向け】One to Oneマーケティングと顧客心理

こんにちは!株式会社Innovation X Solutionsの高濱です!

皆さんは「One to Oneマーケティング」という言葉を聞かれたことがありますか?

One to Oneマーケティングは事業戦略の設計を組み立てる際に効果的なマーケティング方法になります。

少し以前までは、テレビや雑誌など、マスメディアを介しての大規模な事業展開がメインでしたが、今やインターネットでの情報収集が主となる時代となり、一人ひとりの購買志向に対応したマーケティングが求められる状況となりました。

そのため、マーケターにとって「顧客側のメリットは何か?」を追及しながら、事業戦略を立てていくことが重要となります。その手法の1つとしてOne to Oneマーケティングが注目されています。

今回は私自身の経験なども踏まえたうえで「【初心者向け】One to Oneマーケティングと顧客心理」を解説します。

もしも、これからWebマーケターになりたい方やWebマーケティングを勉強している方は、最後までお読みください!

✓本記事のポイント
・One to Oneマーケティングは「顧客のニーズを満足させる事業戦略」
・One to Oneマーケティングには売上につなげるために「リターゲティング」「レコメンデーション」の手法がある


One to Oneマーケティングと顧客心理

One to Oneマーケティングとは、顧客一人ひとりの購買行動からニーズを読み取り、各個人に対して最適なマーケティングを行うことを指します。

現代は市場競争の中で実に多数の商品・サービスが溢れかえっており、多くの情報の中から顧客のニーズに合う商品・サービスを提供する必要があります。

正直、さまざまな商品を並べられていても、顧客の心理としては「たくさんある中から何を買ったらいいか、わからない…」となるわけです。

顧客心理を読み取り、自社の売上につなげていくためにも「顧客のニーズに合った情報だけを絞り込んで商品・サービスを提供できるか」という戦略が重要になります。

つまり、一人ひとりの顧客のニーズに合わせた情報提供が、One to Oneマーケティングを採用することで実現に向かうということです。

One to Oneマーケティングを実行することにより、マーケティング費用を最小限にとどめながら、コンバージョンアップや売上アップへとつなげることが可能になります。

One to Oneマーケティングの手法とメリット

では「One to Oneマーケティング」の具体的な手法とメリットをご紹介します。

①レコメンデーション

最初にオンラインの手法になりますが、「レコメンデーション」があります。

これは顧客データを分析して、顧客一人ひとりのニーズに合わせた商品・サービスの情報を提供するシステムになります。

顧客のWebサイトでの「行動履歴」や「購入履歴」のデータに基づき、顧客に自動的に商品・サービスなど促す仕組みになります。

たとえば、ECサイトなどで「フライパン」を検索していると、その直後に別の台所用品をおすすめする仕組みですね。

このような仕組みがあることで、自分に最適なフライパンを選択でき、さらに「ヘラ」や「菜箸」など、フライパン料理に必要なものを購入やすくなります。

②リターゲティング

次には「リターゲティング」という手法になります。

これはWebサイトに訪問したことのある顧客に対して、再度、自社の広告を表示させる手法となります。

一度、訪れたことのあるWeb広告を再度表示させることで、お客様がWebサイトを思い出す機会になり、クリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)が高くなります。

「買い忘れを防いでくれる」
「商品を思い出してくれる」

など、顧客側のメリットになるため、さまざまな分野で起用されています。

③LPO

LPOとは、「Landing Page Optimization」の略であり「ランディングページ最適化」といわれています。

クリックして最初にたどり着地するLPを顧客のニーズに合わせて最適化し、クリック率やCVRをアップさせるマーケティング手法を指します。

たとえば、顧客一人ひとりの「閲覧履歴データ」に合わせたページを、サイト訪問時の1ページ目に設定しておくことで、ニーズに合わせて最適化し、ページのCVRを上げることができます。

顧客のニーズを把握したうえで、興味・関心を引きます。LPの構成やデザインを工夫することで、ニーズに合ったLPを最適化することができます。

※弊社MAツール「List Finder」の「MAツール比較・検討ニーズ用」のLP

➃メルマガ

一人ひとりの顧客に対して、個別にカスタマイズされた件名や内容でメルマガを配信する手法です。

これまでの一斉配信のメールマーケティングとは違い、読者(サービス資料申込者・セミナー参加者など)ごとのニーズや興味・関心にあった内容を発信することで、メルマガの「開封率」「クリック率」「CVR」を向上できます。

たとえば、下記の内容を設定するだけで、個別にカスタマイズされたメルマガを作成することができます。

・読者の「名前」「企業名」を記載する
・読者の「役職者名」を記載する
・読者が興味のある「資料名」を記載する など

最近では、単に名前や企業名を入れるだけでなく、行動履歴に基づいた分析を行い、より魅力的なメールを作成し配信する仕組みも進められています。

※One to Oneメルマガの事例(○○の部分がカスタマイズ可能)

○○株式会社
○○様

いつもお世話になっております。Innovation X Solutions の高濱と申します。

リードナーチャリングとは、自社製品・サービスに対する見込み顧客の
購買意欲や検討度合いを引き上げるマーケティング施策です。

人力では膨大な工数がかかるため、多くの企業がMAツールを活用しています。

今回は、いつも弊社のメルマガを読んでいただいている○○様には特別にMAツールを使ったリードナーチャリングの方法を解説します!

まとめ

今回は「【初心者向け】One to Oneマーケティングと顧客心理」をご紹介しました・

本記事のポイントは以下の通りです。

・One to Oneマーケティングは「顧客のニーズを満足させる事業戦略」
・One to Oneマーケティングには売上につなげるために「リターゲティング」「レコメンデーション」「LPO」「メルマガ」の手法がある

今回はマーケターとして仕事をしている方にとって、知っておいて損はない内容となっています。

One to Oneマーケティングを理解しつつ、さまざまな手法を活用して会社の売上アップにつなげましょう!


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