【BtoB】展示会リードを"見込み顧客"に育てる4つのステップ
こんにちは!株式会社Innovation X Solutionsの高濱です!
「展示会」は多くの企業に接触し、潜在顧客の名刺を獲得できます。
見込み顧客を創出して、商談獲得、売上アップを目指したい企業は、多くのお金と人員リソースを投入して展示会に参加します。
展示会で入手した名刺の中から「大きな営業案件を受注できた」という経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
一方で、努力して集めた名刺が数週間、数ヶ月もすると“放置”されていることも少なくありません。そのまま放置していると、見込み顧客の獲得、アポ獲得、受注の機会損失につながります。
今回は「【BtoB】展示会リードを"見込み顧客"に育てる4つのステップ」を解説します!
展示会リードを"見込み顧客"に育てる4つのステップ
展示会名刺から見込み顧客を創出するには、さまざまな方法があります。
「直接、営業担当者から電話をかける」ということも考えられますが、サービスに関して温度感の低い顧客には、あっさりと断られるケースも多いです。
さらに名刺の数が多ければ多いほど、架電の負担もかかります。
今回は、サービスに関心を持った顧客に対して継続的に情報提供を行い、確度の高い見込み顧客に育成して行く方法を、4つのステップに分けて紹介していきます。
では、詳しく解説します。
①展示会名刺の一元管理・開拓
展示会リードを"見込み顧客"に育てるステップの1つ目は「展示会名刺の一元管理・開拓」です。
営業担当者が具体的なアプローチを行っている名刺を除き、展示会で獲得した名刺を集約して「見込み顧客」として一元的に管理する必要があります。
顧客情報がバラバラだと、アプローチの進捗や顧客の検討度合いがわからないからですね。
また、この見込み顧客データベースには、展示会以外でもセミナー、資料請求や問い合わせによって得られた「名刺情報=見込み顧客情報」もまとめて管理します。
これらの名刺情報も、これから進める見込み顧客の発掘対象として、活用できるような形で集約しておくのです。
②メール配信でWebサイトへ誘導
展示会リードを"見込み顧客"に育てるステップの2つ目は「メール配信でWebサイトへ誘導」です。
展示会に訪れた人は、サービスについて何らかの興味・関心を持ったからこそ、名刺交換をしています。営業が電話をかけても「今すぐは必要ない」と断れる可能性がありますが、今後、導入を検討する時期が来るかもしれません。
そこで、定期的・継続的にメールを送り、顧客と関係を構築することが重要となります。ポイントは下記の通りです。
顧客と接点を持ち続けることで、3か月後、半年後には
と、再度、導入検討のタイミングになることがあります。
見込み顧客データベースと連携してメール配信するなど、あまり手間をかけずに、有益な情報を配信していく仕組み作りが必要です。
③Webサイト訪問の有無を確認する
展示会リードを"見込み顧客"に育てるステップの3つ目は「Webサイト訪問の有無を確認する」です。
「ステップ2」でメール配信した結果、自社サイトに訪れてくれた人は、サービスに対して、興味・関心が高いと言えます。
例えば、下記のような顧客になります。
このような訪問者を弊社では「隠れ検討者」と呼んでいます。「隠れ検討者」とは、アクションは見えないが、実は検討度合いが高い顧客のことを言います。
この隠れ検討者をみつけて、「どのような行動をとったら、営業担当に訪問者の存在を伝え、アプローチしてもらうか」のような「ルール」をセールス・マーケチームが連携して認識を合わせることで、効率的にアポ獲得までつなげることができます。
➃メールと電話で「見込み顧客」開拓
展示会リードを"見込み顧客"に育てるステップの4つ目は「メールと電話で見込み顧客開拓」です。
このステップ4では、顧客に、営業がメール、または電話で、再度アプローチします。
この段階でのアプローチは、すでにどのようなページを見ているかなど、具体的な情報を把握していることが前提となります。
メール・電話の内容は、アポイント依頼ができれば一番ですが、他サービスとの比較資料、トライアルの案内、セミナーへの誘導など、より選定に寄与する案内を行います。
『やって終わり』の状態ではなく、次につなげるためのフォローを考え、実行しましょう!
まとめ
今回は「【BtoB】展示会リードを"見込み顧客"に育てる4つのステップ」について解説しました。
展示会で努力して集めた名刺が“放置”されてしまうと、見込み顧客の獲得、商談獲得、受注の機会損失につながります。
機会損失を防ぐためにも、展示会リードを育てて、見込み顧客を創出しましょう!