【3分で解説】マーケティングの"4P"

こんにちは！株式会社Innovation X Solutionsの高濱です！

マーケティングの分野は奥が深く、覚えるべきことがたくさんあります。特にマーケターが絶対に覚えるべき用語に「4P」という概念があります。

今回の記事では「【3分で解説】マーケティングの"4P"」についてご紹介します！

マーケティングの4Pとは？

結論、マーケティングの4Pとは、マーケティングの戦略を立てるプロセスのことで、下記、4つの頭文字（P）をとっているものです。

・Product（プロダクト：製品・サービス）
・Price（プライス：価格）
・Place（プレイス：流通）
・Promotion（プロモーション：販売促進）

では具体的に1つずつ見ていきましょう。

Product（プロダクト：製品）

つまり、企業の製品・サービスとなるものです。

企業の売上をアップさせるためには、まず「製品・サービス作り」が重要となります。

なぜなら、製品・サービスが売れないと、企業の売上や利益が上がらないからですね。売上や利益が上がらなければ企業は倒産してしまいます。当たり前の話です。

例えば、製品・サービスを作るうえで、マーケターは

「この製品はお客様を満足させるものなのか？」
「このサービスをお客様に提供することで、どんなメリットがあるのか？」

を考えます。

そして、自社のノウハウや実績をもとに、製品やサービスを形にしていき、お客様に提供していくのです。もちろん、製品やサービスのデザイン、価格、内容、保証も重要になります。

結論、企業の売上を上げるためには、まず「製品・サービス作り」が重要となるのです。

Price（プライス：価格）

製品やサービスをお客様に提供する際には「価格」は重要になります。

というのも、ターゲットに合った製品やサービスを提供できなければ、お客様は買ってくれないからですね。

価格を決定するには、

「ターゲットのお客様が購入してくれる価格なのか？」
「競合他社の製品と比較して適正であるのか？」
「サービスが市場に出た時、自社に利益が残るのか？」

などを慎重に考えなければなりません。

そして、価格が決定し、ターゲットとなるお客様に自社の製品・サービスを売っていくには「どの市場で戦っていくか」ということが重要になるのです。

Place（プレイス：流通）

自社の製品・サービスを市場に流通させるためには、売っていくための道筋、つまり「流通経路」が必要になります。特に今の時代、流通経路はたくさんありますね。

例えば、個人のお客様に製品を届ける場合は、自店舗やコンビニ、大型ショッピングモールなど、流通経路がたくさんあります。

また、最近は、ECサイトから商品を購入するお客様がたくさんいるように「ネット通販」の流通も盛んです。

ネット販売などのECサイトはあまり流通コストがかからず、受注から販売までをインターネット上で完結させることができるので、需要が高まっています。

いずれにせよ、「ターゲットとなるお客様に製品・サービスを販売することができる道筋が整っているか」という観点で、流通経路を考えると良いでしょう。

Promotion（プロモーション：販売促進）

製品が完成し、価格が決まり、流通経路も整ったら最後は「販売」です。

ここができていないと、いくら製品が素晴らしいものであっても、売上が上がりません。「製品を作っただけ…」とならないように、しっかりマーケティングをして販売していきましょう。

そのために必要なのがターゲットとなるお客様への「認知」です。

例えば、製品が完成したと同時に、SNSやメールマガジンで「新製品が完成しました！」と告知したり、多くのお客様に買ってもらうために「初回限定で20パーセントオフです！」とキャンペーンをしたりと、まずは製品自体の認知をしなければなりません。

なんども言いますが、いくら製品の質が良くて、価格も適正で、流通経路が整っていたとしても販売活動ができなければ売れません。

製品を売るために情報を発信するメディアやプロモーションにかけるマーケティングの予算やコストを考えつつ、最適な手段を検討する必要があります。

まとめ

今回は「【3分で解説】マーケティングの"4P"」についてご紹介しました。

今回、ご紹介した4Pはマーケティング初心者の方は必ず押さえるべき概念です。

これからマーケティングを勉強しようとしている方や、マーケティング初心者の方はぜひ、4Pを勉強し、実践してみましょう！