かぶ 【蕪】 (アブラナ科)
かぶ 【蕪】 (アブラナ科)
【効き目】
消化不良、便秘、痰、イライラ、のぼせ、むくみなど
胃と脾に働き、消化不良や便秘の改善にも効果的。水分代謝を促進して、むくみを改善するほか、水滞が原因で起こる痰や鼻水にも有効です。気が体の上の方にのぼってしまうことで起こる、血圧上昇やのぼせ、イライラなども改善。根には、消化を促進するアミラーゼが含まれます。栄養価は葉のほうが高く、β-カロテンは根の2800倍、ビタミンKは340倍含まれます。かぶは、アブラナ科アブラナ属の代表的な根菜類のひとつです。1年中出回っていますが、主に春と秋に旬を迎えます。かぶは、すずなとも呼ばれ「春の七草」のひとつに数えられています。「かぶな」「すずな」が冬の季語として古くから親しまれています。また、ロシアの民話である「大きなかぶ」は、様々な国と地域で親しまれています。原産地は、アフガニスタン周辺から南ヨーロッパ近辺とされています。
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※参考文献一覧
薬膳と漢方の食材小事典
2019、日本文芸社 p 29
わかさの秘密
https://himitsu.wakasa.jp/contents/kabu/