繋ぐ架け橋

始まりがあれば、終わりがある。
始まってしまったら、終わってしまう。
命だって、同じ。
生まれた瞬間から始まってて、
いつの日か来る終わりまで生き続けるだけ。
食べることをやめない、身体は生きたがる。

つい考えてしまいがちな頭、意味なんてない。
意味さえ忘れてしまうほどの幸せと思える気持ちが、
生きていることそのものの幸せになる。

誰しもが生きることは大変で、
簡単には人生が最高だと言えないかもしれない。
何度も暗闇と明かりの中を行ったりきたりと歩く。

どうしてそう言えるの？の探究心は、
救いたがってる自分自身で、そうやって求めた。
だから、そんな自分を自分自身が救っているらしい。
あなたもあなた自身が救いたがっているのだと思う。

終わりばかりを見ていたの？
終わりたくない、終わってほしくないほどのものを
見つけられたあなたはもう大丈夫。
どれだけ深かっただろうか、心の中。
ようやく辿り着いて気付けた心の奥底。
傷でも痛みでも、それすらも受け止めてくれる存在。

この不確かで、曖昧で、グレーゾーンの多い世界を
ゼロ100思考なんかにせずに、愛を奉仕できること。
怖がらずにいたい。強さだけが全てじゃない。

全部拾わなくてもいい余裕と、
拾ってあげられる肯定と、
何でも面白いと思える好奇心と、
一緒に見たい未来と、
自分が選びたい自由と、
時間に負けない生き方を。

何を教訓にするかは自分次第で、自分らしさだ。
全部を丸ごと好きでいるのは難しいかもしれないけど、
今この瞬間を笑えてたら”今”だけでもきっと確かに幸せで、
その続きと繰り返しが幸せな毎日になるでしょう。

ニュアンスは貰ったものだけれど、どれもが尊い。
届けようとしてくれた人と、
上手く拾って伝えようとした人がいて、
それをまた受け取る人がいるのだと、
人が繋ぐ架け橋のようなものだった。

肯定はきっと、導いてくれる光。
自分らしさが何よりも強さに変わる。
そう教えてくれたんだ。