見せ合うこと
分かり合えたらいいのにね。
無理やりにでも寝てしまいたくなる時がある。
一方で、できるなら寝たくないと拒む時がある。
終えてしまいたい今、終わりたくない今。
どちらも、モヤモヤなはずだよね。
距離が遠くなればラクになれた気がしてた。
でも、何の解決にもなれていなかった。
むしろ関係を維持するのに苦戦した。
あっち側に行けない、そう思い込みが強くなる。
周りから見たらただの孤立。
自分に元気のある時の誰かじゃなくて、
苦しくて辛い時に求める誰かの存在ばかりだった。
だから、いつも連絡するのは元気のない自分。
そんな面ばかりを見せてしまう自分には
そういう印象しか与えていないのだろうなと気づく。
でも、怖い。
ただのケンカすらできなくて、
一度見てしまった言動や光景は消えることがない。
お互いの機嫌を見せ合うこともできなくて、
無理に会ってもお互い居心地なんて良くないんだ。
思ってるより恐怖の障害は厄介だった。
だからゆっくり進んで、ゆっくり忘れていくって
大切なことなのかもしれないと思わせてくれた。
元気ってなんだろう。
気持ちなんて行ったり来たりするのに、身体のことだけ心配するの?それとも穏やかじゃないといけないの?
元気って言葉がただの無意味な言葉に見える。
おはよう、くらいの挨拶程度にしか感じられない。
もしかして、気持ちのやり取りがしたかっただけ?
これもまた"普通"の判断基準だったのかもしれないね。