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ミャンマーを知る④文化を知る旅に出ましょう

 実際にはビルマ(現在のミャンマー)をそしてミャンマーの人々を知りたくてすぐにでも行きたい気持ちが強かったのです。

  しかしながら、軍事政権化の中で民主化が進んでいない国に、現実に、今は私には行くことが出来ないことをよく理解しています。周りの全員に反対されています。

 学生の頃はイランイラク戦争のミサイル都市戦の頃、イランの首都テヘランで地下防空壕で(3週間くらいだったと記憶しています)過ごしたこともあります。

 様々な危険も考えなければならないと思っています。

 noteの力をお借りして、ビルマ、ミャンマーを知る文化を知る旅に出たいと思います。

 その文化は多様で豊かであり、歴史的な背景や民族、宗教の影響を受けています。

今日からビルマ文化のいくつかの重要な側面を挙げます。

1. 民族と言語


 ミャンマーには135以上の公認民族が存在し、ビルマ族(バマー族)が人口の多数を占めますが、少数民族も多くいます。

 主要な少数民族にはシャン族、カレン族、カチン族、モン族などがあり、それぞれが独自の文化や言語を持っています。

 ビルマ語は公式言語ですが、多くの地域で少数民族の言語が使用されています。

2. 宗教


 ミャンマーは仏教徒が多数を占める国であり、特に上座部仏教(テーラワーダ仏教)が広く信仰されています。

 仏教寺院やパゴダ(仏塔)は全国に点在し、宗教儀式や仏教徒の生活において中心的な役割を果たしています。

 その他の宗教としては、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教なども存在し、多様な信仰が共存しています。

3. 芸術と建築


 ビルマの伝統的な芸術には、木彫り、織物、絵画、舞踊などがあります。

 特に有名なのがパゴダ建築で、金色のシュエダゴン・パゴダなどはその代表例です。また、バガン地域には数千もの仏塔や寺院があり、古代ビルマの文化や建築の栄光を示しています。

4.ビルマ族(バマー族)


 「ビルマ」という名称は歴史的に現在のミャンマー全体を指す言葉として使われてきましたが、これはビルマ族(バマー族)が多数を占めることから来ています。

 しかし、ビルマ(ミャンマー)は多民族国家であり、ビルマ族だけでなく、多くの少数民族が存在します。

 ビルマ族はミャンマーの人口の約70%を占める最大の民族グループであり、ビルマ語を話します。

 ビルマ族の文化は、特に宗教や伝統行事、服飾において国全体の文化に大きな影響を与えています。

 ビルマ族は主に上座部仏教を信仰し、仏教寺院やパゴダが日常生活の中で重要な役割を果たしています。

5.少数民族

 
 ミャンマーには135以上の公認民族が存在し、それぞれが独自の文化、言語、宗教を持っています。主要な少数民族には次のようなグループがあります。

○シャン族
主にシャン州に住む民族で、シャン語を話し、仏教徒が多いです。

○カレン族
カレン州などに居住し、キリスト教徒や仏教徒がいます。カレン語を話します。

○カチン族
カチン州に多く、キリスト教徒が多い民族です。カチン語を話します。

○モン族
モン州を中心に住み、モン語を話し、仏教徒が多いです。

6.「ビルマ」と「ミャンマー」の用語について


 「ビルマ」という名称は、英語で「Burma」と書かれ、歴史的には英領インドの一部としての植民地時代に使われていた名前です。

 1989年、軍事政権が国名を「ミャンマー連邦共和国」(Union of Myanmar)に変更しましたが、この変更は国内外で議論を呼びました。

 「ミャンマー」という名称は、より包括的で、国内の多くの民族を反映する名前とされているそうです。

 したがって、「ビルマ」という用語を使う際には、単にビルマ族を指すのではなく、歴史的背景や地理的範囲を考慮に入れる必要があります。

 今日では、公式には「ミャンマー」が使用されており、国の多様な民族的構成を反映しています。日本はこの国名を認めて協力してきた経緯があります。


 ミャンマーの文化、文学や口承文化は、長い歴史と多様な民族の影響を受けており、とても豊かな内容を持っていると思います。

 長くなりそうなので次回に続きます。

みなさま、7月もとてもお世話になりました。今月もどうぞよろしくお願いいたします。



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