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インドネシアを知る〜ラマダンの夜に〜多様性を味わう共生の食卓へ①
シュアハウスでのインドネシア人との共同生活が続いています。
イスラム教のラマダンの期間に入り、日中の食事を控えなければならず、夜の食事の食材の購入を頼まれることに初めてなりました。
改めていかに自分の行動範囲が狭かったを自戒しました。
「 豚肉の食材やエキスなど、、、一切使われていないもので、例えば、日本のラーメンが食べたい」
と涙目に言われて。。。
味噌ラーメンや塩ラーメン、さまざまなスーパーにスープだけでも、ハラル食料品がないか?
探してみました。。。
恥ずかしいことなんですが、私にとって自分自身がこのインドネシア人就労者のための当日食材購入担当、実体験は初めてでした。
半日以上かけてやってみました。
市販のスーパーに流通するラーメンスープ、塩ラーメンスープ、牛肉味ラーメンスープ、味噌ラーメンスープなど。。。
私が直に手にして調べてみたすべてに豚肉が使用されていますね。
ある意味、輸入品でも、すべて書いてあるのが、日本はすごい国だとも感じていました。
ハラル食料品がいかに、限られているかがよく分かりました。
首都圏ではそんなことはないと思います。
ハラル食料品の専門店や専門コーナーがたくさんあるとわかっています。
ところが、地方地域ではこれだけ、インドネシア人たちの就労者が急激に増えているはずです。
まだまだ、経済活動の中での消費者としてはターゲットが少ないから追いついていかないのだとも思います。
もっとも、日本の地方地域でも、ハラル食料品の流通が進んでいる地域がたくさんあることも知りました。
豚肉がイスラム教で、禁止されている具体的な理由は、クルアーン(コーラン)に関しては理解されていると私の知る限りでは、そう聴いています。
コーランでは、豚を不浄な動物として扱う、その肉の消費を控えています。
この禁止は、イスラム教徒が守るべき生活の規範の一部とされており、健康、衛生、そして純潔を考慮のための決断と解釈されることがあります。
コーランの中で、豚肉を断る特定的な節(アーヤ)には、以下のようなものがあります。
アル・バクラ(牛)2:173 -
「彼があなたがたに死体、血、豚肉、およびアッラー以外の名前によって認められたものを守ったのは、誰かが強制される、逆者でなく、待つ限りなく、罪ではありません。」
アル・マーイダ(食卓)5:3 -
"断られているのは、死体、血、豚肉、およびアッラー以外の名前によって尊重されたものです…"
これらの節は、イスラム教徒にとって食事の純潔性を放棄することの重要性を示しています。
この禁止は、禁止食文化の一部としてではなく、イスラム教徒の日常生活における信仰の表現重要な役割を担っているんですね。
イスラム教徒にとっては宗教的な義務の一部となっていて当たり前だとよく理解できてきました。
日本で就労するインドネシア人を初めとする考え方にとって、豚肉を含まない食料品へのアクセスは重要な問題です。
コロナ前は、一時は、その機運が盛り上がりましたが、コロナ禍後は、このハラルの課題や話題は下火になってきています。
日本国内でハラル食品の流通が十分に進んでいない現状では、インターネットでの注文が最も実用的な解決策となっています。
しかし、これは一時的な対処法に過ぎず、より根本的な解決策が求められます。
次回以降に続きます。
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今夜は、インドネシアのインスタントラーメンで我慢しています。
日本は、日本の将来のために良い仕組みを築いていくことが出来ると思います。
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