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営業の魔法~普段考えていることが言葉になる~
今日は、『営業の魔法』の「口はひとつ、耳はふたつ」を読みました。
●学んだこと
営業においては、応酬話法という、常に相手が答えやすいように話を進める話法が重要なのだそうです。
その応酬話法を活用する前に大切な心構えが2つあるといいます。
①よく聴く
言葉は釘と同じで、間違って打ち込んだ場合、抜いても釘穴が残るように、言葉を発した後に訂正しても相手の心に残る。
そのため、相手の話をよく聴き、真剣に応えるべき。
②普段考えていることが言葉になる
後ろ向きなことばかり考えている人は、発する言葉も後ろ向きであり、周囲の人もネガティブになってしまう。
営業マンは決してそのようなことを口にするべきではないので、思考から前向きにするよう意識する。
次章以降、具体的な応酬話法を紹介してくれるようです。
●考えたこと
釘穴の例は、なるほどなと思いました。
その場の空気やお酒にのまれて、相手を傷つけるような言葉を吐いてしまった場合、後日謝罪をしたとしても、その傷は相手には残っていることを忘れてはならないと思いました。
営業においては、そこから巻き返すことはなかなか難しくなる気がします。
また、そもそもそのような言葉を吐くリスクを減らすためにも、後ろ向きな思考を前向きに変換して置いておくようにすることも大切だと改めて分かりました。