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\人を暗示にかけちゃうトリック「過去完了否定形」/#158

人を暗示にかけるって言われると、なんだかちょっと怪しい。宗教?占い?なんていう風に勘違いされますが。。。

実は意外と簡単で面白い、心理学のテクニックのお話です。

私たち、知らず知らずのうちにこの暗示のトリックを使っています。
でも、みんな知らないから使いこなせていない。それが過去完了否定形と呼ばれるものです。



①相手の思い込みを利用する

過去完了否定形ってなんだか難しそう。
大丈夫です。
具体的に言うと、相手の思い込みを利用するというものなんです。

今から私がするお話。
皆さんどう思ったか、ちょっと頭の中に思い浮かべてください。

❶私はあがり症だったんです。人前で発表するなんて絶対無理だと思ってたんですよね。

❷うちの子、人参が嫌いだったんです。ずっと食べられなかったんですよ。

❸私たち本当によく喧嘩してたよね。結婚なんて考えもしなかった。

さあ、この3つの文章どうでしょうか。

あがり症だったの。
→今は違うんだな。

人参が嫌いだったんです。
→今は好きなんだな。

結婚なんて考えてもみなかった。
→この人たち結婚したんだな

これが暗示です。

②自分に暗示をかける

よく考えてみましょう。
「私は昔あがり症だった。人前で発表するなんて絶対無理だと思っていた。」

この中で、「今はあがり症じゃない」とか「人前で発表することが好き」なんて一言も言ってませんよね。

「昔は○○だった」という文法で話されると、「今は違うんだな」と勝手に相手が思い込むんです。
だからこれを利用します。1番いいのが、過去完了否定形で自分に暗示をかけることなんです。

「私、人前で話すのが苦手です。」

皆さんからよくご相談いただくきますが、言えば言うだけ自分がそういう人だと思い込んでしまうんです。

ですから、これを上手く利用します。
「私、ずっと人前で話すのが苦手だったんです。」
これを口癖にしてみましょう。
脳はこう判断します。

「ずっと人前で話すのが苦手だった。」
→今は人前で話すのが得意になったよね。

③新しい自分をスタートさせる

私は講座でもよく言います。

「私はあがり症です。話すのが苦手です」これまで散々言ってきたのは今日限り。
「私はこんなふうに話せます」って言い切ろうね。

でも苦手意識がある方にとって、「私は話すのが得意です」っていきなり言い切るのはハードルが高いわけです。

それよりも
「私は昔は人前で話すのが苦手だと思っていたんです。」
これだったら言えそうですね。
今はそこまで苦手意識ないんですけどね、ぐらいでオッケー。

・自分があまり得意じゃなかった過去を認めることで、自分自身も納得できる。
・今はそれを変えようと思っているから、もう昔の自分じゃない。

コレで新しい自分をスタートすることができるんです。

以前は〇〇だった。
このテクニックを使って、自分に上手に良い暗示を入れていきましょう。

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