本の力を、生きる力に
本の力を、生きる力に。
わたしは本を書くことも読むことも大好きですが、もう一つ大切にしたいことがあります。
それは、以前もすこし書いた「その人自身の居場所が広がること」。
一冊の本を通して、読んでいるあいだは「自分」に戻れること…
内なるスペースにひろがる独自の世界観を、本とともに実際に広げていける、そんな居場所もご提供できれば
自分自身がうれしくて、胸が高鳴るところです。
そんなときに、ふと思い出した活動がこちら。
まさに世界レベルで、子どもたちに「居場所」を広げる活動をされているSVA様です。
今月から、わたしも支援させていただき、「一人」「ひとり」にぴったりの本が届いて、生きるのを楽しむ力になれますと幸いです。
(よって、こちらへの支援は先月で卒業いたしましたが。
どんな子どもたちも笑顔いっぱいになれる道がひらいていくといいですよね)
***
とそんな中、私自身の遠い夢を一つ。
いつか図書館で働かせていただきたいと思っているのですよね。
今は自分自身の本の執筆をどんどん急いでいるところですが、もしすべてが書き終えたら…
今度は誰かのいのちの本を、それを必要とする人や子どもたちに届けていきたい…
パイプ役となって、人(本)と人(いのち)をつなぐお手伝いができたら、どれだけ幸せなのだろうと想像するだけで胸が高鳴ります。
今は、自分(の本)のことで精一杯ですが…
できれば、叶うなら小学校の図書館へ。
そこで、もし居場所をなくして本を求めている子たちがいたなら、「いっしょに」探すところから考える♪
もし「何も読みたくない」なら、いっしょにただ同じ空間にいる。
もし話がしたいなら、いっしょに本のこと以外でも何でも語り合う♪
そうして、一人ひとり個性をもつ子どもたちが、自分の礎となる本と居場所をみつけて、それぞれに外に羽ばたいていく大きなきっかけになれたら…
もうわたしは、感動が止まりません。
自分がうれしいし、幸せなことなのでいつかすべてが満了感を覚えられたなら、図書館のお手伝いもさせていただきたいです。
「一人」「ひとり」必要とすることばもスペースも違います。
それはもちろん、わたしたち大人も同様に。
だから、わたしたちは様々な本を読み、「これだ!」とピンとくるものに出逢えたときに「自分」と出逢えた気がして、うれしくなるのですよね。
そして、「ここにいてもいい」という安心なる居場所をこころにも外にも広げて生きていけたら…
それが『本の力』=『生きる力』にもなりえると私は感じるのです。
もちろん、まだまだ、先にはなりそうですが…
こうした夢を、表に出すのってあまりしたことがないこと。
でも、なんとなく今日はしてみたいと、未来の子どもたち、そしてもちろんご縁ございますみなさまと、そんな中を生きていけますと心より幸いです。
図書館は、いのちを吹き返せる場所。
そこに必要なのは、わたしたちのいのちある本と、無邪気にただ純粋に「読みたい」とする瞳。
思考は、そこにはいらないのです♪
ただ感じたままに、感覚で惹かれるままに過ごすことが図書館を通じて、また感覚での本選びから「自分を生きる」に通じてくるのではないでしょうか。
流香
(追伸:こちらは一人ひとりの胸の内を問う「書くワーク」になっています。
自分を知って、自分を生きたいときにお役立ていただければ幸いです)
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書く軸を定める文薬-ふみぐすり-(読むセッション)
書く軸を定めていきたい時の「読むセッション」です。 読むと、自然と「真ん中」に還っていける… 日々のプロセスから生まれる、飾らないことば…
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