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飲食業界における運営談義など 考察・・・
先日、あるシェフ達とコミニケーションを交わす機会がありました。
どなたもミシュランの星をはじめ、Gault&Millauにも選出されていらっしゃる
食の世界におけるトップランナーの方々。
たまたま私が、料理とサービスの世界、それらを支える農生産の世界、Wholeesaleの世界に携わってきたということでお声がけ頂きました。
非常に興味深かったことが、
当然の事ながらどなたも自身の料理や店舗(空
感性と想像力 知性につながる合理性
一つの言葉を凝視することで、世界はまるで違った姿を現わすことがあります。
ただ、一つの言葉が世界の深みへの扉であることを知ると、世界はもっと広がると思うのです。
それは想像力ともいえるでしょう。
「すがた」は、姿とも書くが「象(すがた)」とも書きます。
今日では「象」の文字が単独で用いられる多くの場合、大きな動物を指すばかりになってしまいました。
ですがこの文字に一文字加えるだけで「象」はそのち
守破離 生き方への姿勢
前回のBlogにて、ほんの少し「守・破・離」という言葉に触れました。
一般的に「守・破・離」とは、茶道や武道の修行のプロセスを3段階で表したものとされています。
守は「基本や型を身につける段階」、破は「既存の型を破り発展させる段階」、
離は「基本や応用から離れ、独創的かつ個性を発揮する段階」を指すと言われています。
もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、「規矩作法 守り尽くして破るとも
「一生懸命」は評価されるのか? 取り組む姿勢
頑張っているのに評価されない・・・・
自分としては一生懸命仕事に取り組んでいる・・・しかしながら評価が伴わないという場合、
原因を客観的に考えられているでしょうか?
頑張っている側としては、中々原因が自分にあるとは考えられないかも知れません。
しかしながら、自身を客観的に見れば見えてくることも多々あります。
◆ 自己評価が甘い
仕事の完成度や達成度を、自分一人で見極めていませんか?
物事に
「言う」と「伝える」は似て非なるもの ~ 聞き方が創る人間関係
仕事はもちろんですが、家族の間においても、
私達のコミニケーションは、ほぼ会話で成立しています。
だから!
言葉の選び方、話し方はとても大切な事です。
ただし!
こちらから何かを「伝えたい」と思った際には、
単なる言葉選び、話し方だけでは全く不十分です。
何故ならば!
言葉は、話しをしている私達のものではなく、「受け止めている相手のものだ」
という認識を持って話している人があまりにも少ないの
知らない事は罪である ~仕事の本質と向き合う為に
暑い真夏日が続きますね。
「この暑さは異常だ!」という会話を毎年しているように思いますが、
温暖化は、実際に私達が知らされている以上に進んでいるようです。
さて、コロナ禍が一定の収束をみせ、働き方やビジネスの内容がずいぶんと変化しました。
そんな中で、これからの時代のビジネスの在り方をお問合せ頂く中、中々話がかみ合わないケースが多々あります。
日本は長く「ものづくりの国」として評価されてきまし
Raison d'etre 仕事は存在意義になるだろうか? 生きている証
学生時代の恩師の言葉として心に残っているものがあります。
『自己の存在を自覚し、人間として生きた証を残して人生を終われ』
当時13歳の頃、自己の存在はともかく、人間として生きた証とは何だろう?と悩んだものです。
寮生活では中学1年生から高校3年生までが一緒に過ごすのですが、当然先輩からの影響は多大です。
中学になったばかりの私に、プラトンやヘーゲル、キルケゴールやサルトルの実存主義など話をされて
Conversations With Sombody 伝わる言葉
私達が日常的に使っている「言葉」。
当たり前のように、あらゆるコミニケーションの基盤になっています。
ですが、きちんと使いこなせているでしょうか?
伝えているつもりだったのだけど・・・伝わっていなかった! というような事に遭遇したことはありませんか?
『伝わる言葉』を知っているかどうか、使っているかどうかで、
店舗や企業の業績は大きく変わります。
誰しもがプライベートはもちろん、仕事においても
数値に向き合う大切さ=物事を客観的に捉える力
アート、デザインなど、経営やマネージメントにおいて、最近この種の言葉(アートやデザイン)を良く聴きます。
ただ多くの場合、これらの言葉は似たような感覚で使われていることが多いようです。
実際には、デザインは「理論で導き出せるもの(数値化できる)」ものである場合が多く、
アートは「感覚的に引き付けられるもの(数値化できない)」ものである場合が多いはずにも関わらずです。
そして現代は、後者のアート
「売れない」と「売っていない」の違いを理解していますか?
「売る」と「売れる」は似ているようで全く違います。
「売る」という行為には明確な意志がある能動的な行為ですが、
「売れる」は勝手に売れていくという受動的な状況にしかすぎません。
例えば、ある通りに菓子店が出来たとします。
お菓子を作る・・・たまたま通りがかった人が買ってくれる。
これは、「売れた」 「売れる」ということです。
ですが、表に看板などを用意し「焼き立てのお菓子!」などの案内や、
「売上」と「お客様満足」の相関関係 一流のサービスとは何か?
”一芸は百芸に通ず”
”Talent in one specialty leads to talent in one hundred specialties.”
物事の本質というものは、業種業態が変われど、そう変わるものではありません。
ある分野で実績を出せる人は、よほどの事がない限り、異なる分野においてもそれ相応の実績を出せるものです。
ことわざにもあるように、それが所謂「一流」と呼ばれる人
もしあなたが会社の社長ならば、どうするか? という思考が大切。
入社して5年も経過すると、企画やチームリーダーとして、
一定以上責任のある立場で働くことも増えてくるかと思います。
現場で求められることはもちろんですが、いかに当事者意識をもち、
自らの責任において課題解決に取り組むことが出来るかどうかは、トレーニングを行う上でもとても大切です。
実際の現場において、課題を抱えている時に、
自分一人でいくら考えを巡らせてみても解決方法を見いだせないことは度々起
~ Invisible hand ~ 資本主義の曲がり角?
~ Invisible hand ~
いわゆる「見えざる手」は、人々が望んだ形とは異なる形態になってきたようです。
この「見えざる手」はアダム・スミス氏の『国富論』第4編第2章に出てくる言葉で、
多くの経済議論に用いられ非常に有名となっています。
これは、社会にとって付加価値のある事業を運営し、収益を上げることが目的とする考え方で、
価格メカニズムの働きにより、需要と供給が自然に調節されると
高度な専門知識による作業の行く末 ~考えることの大切さ~
あらゆる分野において、素晴らしい技術や知識を持った人はたくさんいます。
実際、伝統技術の分野においては、具体的な作品という形において、その素晴らしい技術や知識が大いに反映されています。
ただ、素晴らしい技術や知識を持ちながら、
実社会において仕事ではなく、「作業」だけに従事することで、
ほぼ進歩なく勘違いをする人も多くいます。
例えば、飲食業におけるサービススタッフ。
ホテルやグランメゾンを
なぜ本質が見えない、話せない人が多いのか? 「表面的なこと」ばかりを見て語る人
そもそも「本質」とは何でしょうか?
一般的には、抽象概念を表すもので、ビジネスの世界では様々な意味で使われているかと思います。
最も多く使われてる説明としては、物事の根幹をなす不変的な「真理」部分といったものでしょうか。
変化しうる表面的なものとは異なるということです。
さて、本質が見えない、話せないというのは、物事の核心部分を探求せず、表面的なことばかりを見る、話す、という意味でお話しをして
未来に向かって新たな羅針盤を作りましょう。 2022年の幕開け
世界中ば新型コロナの時代が3年目に入ります。
私達の会社も、スタッフが在宅勤務になって1年と9カ月。
振り返ってみると、仕事の取り組み方は大きく変わりました。
新たにオンラインシステムを構築して、トライ&エラーを繰り返しながら、
何とか在宅で仕事ができるようになりました。
当初は、「自宅では仕事は出来ない! 会社に行きたい!」と言っていたスタッフも、
今や「在宅で便利だし楽だよね~ ずっとこの