Raison d'etre 仕事は存在意義になるだろうか? 生きている証
学生時代の恩師の言葉として心に残っているものがあります。
『自己の存在を自覚し、人間として生きた証を残して人生を終われ』
当時13歳の頃、自己の存在はともかく、人間として生きた証とは何だろう?と悩んだものです。
寮生活では中学1年生から高校3年生までが一緒に過ごすのですが、当然先輩からの影響は多大です。
中学になったばかりの私に、プラトンやヘーゲル、キルケゴールやサルトルの実存主義など話をされても、
全く解りませんでした。それでも先輩のいうことですから背伸びをして読み漁った