「言う」と「伝える」は似て非なるもの ~ 聞き方が創る人間関係
仕事はもちろんですが、家族の間においても、
私達のコミニケーションは、ほぼ会話で成立しています。
だから!
言葉の選び方、話し方はとても大切な事です。
ただし!
こちらから何かを「伝えたい」と思った際には、
単なる言葉選び、話し方だけでは全く不十分です。
何故ならば!
言葉は、話しをしている私達のものではなく、「受け止めている相手のものだ」
という認識を持って話している人があまりにも少ないのです。
言ってしまえば、私達が話している内容を、どのように捉えて理解するかは相手の自由なのですから。
ですから!
話す相手が、仕事のクライアントであっても、社内のスタッフであっても、
友達や恋人であっても、子供であったとしても、言って話して終わりではありません。
必ず、相手の表情、返事の間、返ってくる言葉の内容など丁寧に観察し、
本当にこちらが言いたい事や内容が伝わっているのかどうかを確認しながら進めることが必要です。
そんなことは当たり前でしょう?!と仰る方も多いのですが、
実際、なかなかこれが出来ている人は少ないのが現状です。
かくいう弊社においても、「伝える」ことが出来ていないために、
経営の目指すところが実現できないことが起こっています。
言った、言わないといった主張がなされることもありますが、
こんなナンセンスなやり取りはありません。
たとえ、録音をしておいたとしても、「ほら、ちゃんと言っていたでしょう」という事が証明されるだけで、
何の意味もありません。
何故ならば!
言った、話したけれども、相手に伝わらず、求める結果が実現しなければそれまでだからです。
大切なことは「結果」であって、どちらが正しいかではありません。
ですから!
「自分が言ったことは正しく相手に伝わっていないかもしれない?!」と恐れる注意深さを
いつも持ち合わせていれば、微妙な修正もその場で可能になることでしょう。
そして同時に、
聞く側としての資質も大切です。
「この人なら信頼できる」と思ってもらえる人である必要があります。
これには、もちろん身なりや振る舞いも含まれます。これは最低条件でしょう。
同時に、高い聞き取り能力、すなわち「それはこういう事ですか?」といった、
自分の言葉に置き換えて話せる能力が求められます。
これは、相手のニーズを的確にとらえることが出来ているかどうかが確認できますし、
「あぁ、ちゃんと分かってもらえているんだな」と、相手に安心感を与えることも出来ます。
そして、同じ相手との会話でも、
その時の状況や状態によって、言葉の持つ意味が異なるということも意識することが必要です。
ようは、あらゆる事に注意深く繊細さを持って取り組むことが必要なのです。
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