数年ぶりの過食嘔吐と熱くて黒くて重いもの・パン食べ妄想

２０２１年３月末から今まで吐いたのは数か月前に１回。
その時は、朝起きてなんか胸やけみたいなムカムカで
普通に気持ち悪いから、で。
食べ合わせが悪かったような理由。

おととい。
日を通して、なんとなく多めに食べてるよな
でもチューイングだし、と。まあまあまあまあ
私のチューイングは、
「完全に身体に入れたらヤバイからほぼ吐き出す」のと、
「まあ大丈夫じゃないか、で８割は体内に入れてる」のとで分けてる。
けどおとといはその「まあ大丈夫じゃないかな」のが、
大丈夫じゃないラインを越えてきた。
けっこう苦しい＆胸やけ胃もたれ気持ち悪いコースに入りそうなかんじ。

あと食べてるときの気持ちがさ・・
制御しようとする面に対して、なんで制御しなくちゃなんないのか好きに食べさせろが攻撃を。
なんか頭の奥が熱いかんじの。
そのワァァと、もやーっとな勢いに潰されたかった

父がつくったカレーを食べてた。おいしい
いつもは適量で制御もまあまあ効かせながら頂くことができている

フレークを溶かすタイプのカレー＋米。高カロリー
アトピー的には小麦粉＋肉＋油脂＋香辛料・砂糖＋米と野菜の糖質が
量的に合わせ技で消化負担がヤバイ
このいちいち分析しなきゃが一生続くことが
納得してるけどまだ慣れなくて時々暴発する。
体質は変わらない

でも吐くつもりはなかった。吐くのってしんどい苦しい、もうあのかんじに戻りたくない。
なのにトイレ行ったとき、何気なく便器のほう向いてかがんだときに、あれ行けるな？と。
前みたいに手を口につっこまなくても。

で、胸あたりに詰まった苦しいぶんだけ吐き出した。吐き出せた。無理のない範囲で。
時間も短く何事もなくすぐに家族に顔を合わせられる範囲で。
胃腸の重さ苦しさはマシになってた。
でもなんかやってしまった感はあった。

吐いたときの感じについて何かが気になる。
夜だけど財布に小銭入れてスーパーへ歩き出した。
でかい菓子パンを大口でかぶりついて頬張って
目を閉じて集中して咀嚼したい
糖と油の暴力的な甘さで頭を占拠してほしい
一個でいいから。できれば値引きされた安いやつ。

ぼーっと歩いてるといろいろ浮かんできた。
あの吐いてるときのあのかんじ、頭と口内の熱さ、過食嘔吐が始まってしばらくしてから感じはじめたやつ。
怒りだわ

そういえば、自分の中にある怒りその他わけのわからない激情を
泣きながら吐く行為にぶちこんでたこと思い出した
食べ物と共に、私の中の真っ黒く重いものも吐き出す錯覚
すっかり忘れてた
食べもの詰めて苦しい、吐いてるとき苦しいで、その流れに紛らわせて
普段フタをしてる苦しいことについて考えることができてた。どうすればいいんだろうと。
吐き終わったら楽になる、楽になったらまた意識下へ押し込めてフタをする
そういう繰り返し

怒りって悲しみから転化すること多いよってきいたことあって。
わたしは怒りを覚えることが自分で処理できないほど多くて途方に暮れてたことあったけどなるほどなと。
そういう悲しみや怒りの原点とかどういう状態を経るのかとか
今のわたしでの理解力で正体を探る

激情のなかには、悲しみや怒りのほかに
哀しみやくやしさもあり・・不条理への恨みつらみも。
たまたま見聞きした癇に障ることや人への八つ当たり感情も。
関係ないのに。

傷ついた自分を見たくないから、悲しみすっとばして怒り感情になったり。
自分の悲しみの形が認知できれば、どうなだめるか処理するかも意識できるのに。

悲しくって泣くのは自然な流れだよね

１０才のとき、頭がおかしくなって親・先生・友達に迷惑かけた　
心配する声も聞こえた
でも自分がどうなったのかわからない
いきなり問題児になったことが受け入れられない
打開策も見つからない
毎日泣いてた
そのうち泣いても解決法が見つからない不毛さ
意味を持たない行為と思い　
泣けなくなった

おとといのわたしは悲しかったのかな
思い当たることはあるんです　一瞬だけ泣けました　足りなかったか

「かなしくて泣く」は今ここの私の感情と身体と状況がつながってるから。
感受したぶんの涙量
泣くことの強い自浄作用　
食べものの代わりに涙を吐けるようになれればいいのかな

自分が持つ怒り悲しみにさえ自信がなかったし逃げたかった
逃げたいのは今もか　現実感
でも皆、ままならない自分の感情や身体とつきあって折り合いつけてがんばってるはず
私だけじゃない

今は食事制限と漢方薬のおかげで身体の落ち着きを体感してるから
自分に起こる感情を、これは私のもので誰かがどうにかしてくれるわけじゃないんだと受け止められる
そういう意味でわたしは普通だと思える

客もまばらな閉店間際のスーパーで、パンをガン見しながら
品定めとわたしの購買欲を測る
なるたけ店員さんの視界に入らないようあがく不審客になりながら
並ぶパンを口に入れる妄想しただけで気が済んだ　よかった　　
何も買わないで外に出た　
「お金使いたくない」が勝てました。