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私の集めた怪談

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私が集めた怪談です。
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記事一覧

【怪談】ベンチで待ってる

【怪談】ベンチで待ってる

スナック嬢Aさん20代女性から聞いたお話し。

数年前に、体験談ない?と聞いたら教えてくれたエピソード。

Aさんは母親と高校卒業したばかりの弟と暮らしていたそうだが、つい最近その母親が再婚し現在は継父の家で4人で住んでいるそうだ。

しかしAさんは継父と折り合いが合わず、現在のスナック勤めというのもあり夜中しか家に帰らなかった。
本当は帰らずとも行く場所や泊まるところなんてのもあったが、可愛い弟

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【怪談】驚いた表情

【怪談】驚いた表情

Yさん40代男性から聞いたお話。

20年ほど前、Yさんは交通事故の現場に遭遇したことがある。
田舎の住宅街で、乗用車と自転車の接触事故だったようだ。
路肩に、凹んだ乗用車とグシャグシャに拉げた自転車があり、警察と事故関係者らしき女性が数人で話していた。

警察のバスやらカラーコーン、飛び散った破片や何かで濡れたアスファルト。
現場は物々しい雰囲気で、素人ながら「自転車に乗ってた人は無事では無いだ

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【笑怪談】無事で良かったね

【笑怪談】無事で良かったね

Tさん40代男性から聞いたお話。

Tさんがまだ20代前半の遊び盛りの頃ですから、もう20年ほど前になる。

Tさんは夏、友人ら数人と海へ遊びに行ったそうだ。
バーベキューセットや大量の酒、浮き輪などを持参し海水浴を楽しんだ。

そこは岩場の海岸で、海に入ると浅くても2~3mという深さがあり、水泳の心得が無い人には少々キツイ海岸だったそうだ。

その為、泳げない友人らは浅瀬でチョポチャポ遊んだら後

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【怪談】隣の人

【怪談】隣の人

Tさん30代男性から聞いたお話。

数年前、Tさんはヒマ過ぎて30分ほど歩いて古本屋まで行ったそうだ。

数時間、いろいろと物色したものの買う物が無かったためまた歩いて帰ることにした。

帰路の大通りには踏切があるのだが、そこはTさんが小学生の頃から幽霊が出るだの自殺が多いだの噂があった。

しかしTさんは日常的に車でそこを通るもののそんなモノは見たことなかったし、気にも留めていなかった。

なに

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【怪談】ゴリゴリのラブコメ

【怪談】ゴリゴリのラブコメ

Sさん50代女性から聞いたお話。

Sさんの家では本がよく無くなったそうだ。

物心ついた頃から、読んでいた絵本が無くなる事が多かった。
ある日、寝る前に母親に絵本を読んでもらおうとしたところ、その本をしまった場所に無かった。
泣きながら母親に伝えると、母親は微笑みながら返した。
「それはね、いたずらオバケさんの仕業だよ。
 本とかモノが無くなる事はよくあるけど、何日かするとフイッっと出てくるから

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【怪談】降車地点

【怪談】降車地点

Oさん(仮名)男性、中年のタクシードライバーから聞いたお話。

タクシーを利用すると稀に運転手さんが雑談を始める場合がある。

私は、そういった雑談になった場合は「何か怖いオハナシありますか?」とよく聞く。

その時のOさんという運転手さんは「あまり無いけど」といいながら話してくれた。

「よくある話ですが、とある夜道を行くと幽霊が立っている、それを他の運転手さん達も見ているなんて話は聞きますが私

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【怪談】薬箱のとこ

【怪談】薬箱のとこ

Tさん30代男性から聞いたお話。

もう30年ほど前の話なので一部記憶が定かでないのはご容赦頂きたい。

Tさんが小学校低学年の頃のお話。

Tさんは田舎に住んでいた為、近くにたくさん畑がありそこがもっぱら遊び場だった。

友人と自転車に乗り、家の周りを散策するのは日課だったが、畑ばかりある通りの中、ぽつんと廃屋のような古い民家が建っていた。

毎回そこを通る度に軽く覗いてみるのだが、人が住んでる

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【怪談】崖へ

【怪談】崖へ

Iさん50代男性から聞いたお話。

20年近く前に聞かせて頂いたお話なのでところどころ記憶が曖昧な部分もあるが、ご了承いただきたい。

Iさんが大学生の頃の話。

彼は星座などの天体に興味があったため、カメラと天体望遠鏡を担いで車で出かける事が多かったそうだ。

ある秋の週末、Iさんは、とある海沿いの崖に出かけテントを張りながら一晩中天体観測を行った。

まだ冬ではないものの夜中はかなり冷える時期

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【怪談】返事

【怪談】返事

Mさん30代女性から聞いたお話。

すみません、短いですし起伏のない話です。

Mさんは市内で一番大きな病院に勤めている。

その病院の更衣室は地下にあり、各病棟から本棟へ移動しそこからエレベーターで地下へ下った先にある。

Mさんは残業が多い病棟のため、更衣室に行くともう他の人がほとんど帰った後ということが多かったそうだ。

その日もそうだった。

更衣室は省エネのために人が居ないときは入り口に

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【怪談】悪どい商売をしていた

【怪談】悪どい商売をしていた

Tさん30代男性が祖父から聞いた、Tさん祖父Oさんの体験談だそうだ。

Tさんが幼少の頃に祖父Oさんから聞かせてもらった話であり、当時すでに祖父Oさんも高齢だった為、たいぶおぼろげになっている話と言うことで、多少脚色やフェイクを交えるがご容赦いただきたい。

今からどのくらい前になるのだろう、70年以上前の話と思われる。

Oさんが10代の頃、中国地方にある父方の実家へ家族で泊まった時の話だそうだ

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【怪談】おばあさん(仮)

【怪談】おばあさん(仮)

Sさん30代男性から聞いたお話。

Sさんが小学生高学年から中学生までの間、毎日のように遊んでいた幼なじみの男友達Jくんがいた。

二人はよくJくんの家で遊んでいた為、Jくんご両親や祖母とも仲が良かった。

Jくんご両親は共働きだったため、祖母が留守を預かっておりたびたびお菓子やジュースなんかを差し入れてくれたそうだ。

Jくん祖母はJくんの家のそばに住んでいたため、祖母の家でも何度か遊んだことが

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【怪談】ポータブルCDプレーヤー

【怪談】ポータブルCDプレーヤー

Kさん女性30代から聞いたお話。

Kさんが10代の頃、ポータブルCDプレイヤーが流行った。

当時はiPodやスマホが無かったため、CDとそのプレーヤーを持ち歩くというのが主流で、そのプレーヤーもまたなかなか高額だったので中高生が購入するにはなかなか難しかった。

が、ある日Kさんは中古ショップから格安でポータブルCDプレーヤーを購入する事が出来た。

それから、Kさんは登校する時も寝る時も肌身

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【怪談】花火「死ねばいいのに」

【怪談】花火「死ねばいいのに」

Jさん20代女性から聞いたお話。

Jさんがまだ10代の頃、男友達2人、女友達2人の計5人で心霊スポットに行ったそうだ。

その心霊スポットというのは地元では有名だが、秋には山々の紅葉を一望出来る高所に架かる橋で、観光スポットとしても有名だ。

ある夏の夜、Jさんら一同はうるさい花火をしたかった為にその橋を訪れたそうだ。

橋に数個ほど照明は点いているものの、あたりは暗闇と真っ黒な山々の影ばかりで

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【怪談】10円玉

【怪談】10円玉

Tさん30代男性から聞いた、不思議なお話。

Tさんは小さいながらも会社経営をしている。

従業員は10人程で、事務所もプレハブというTHE★零細企業だ。

従業員はほとんど直行直帰な為、事務所は一日通してお客さん以外はTさんと事務員の女性一人が詰めているだけである。

従業員が、作業報告書を提出しに数日に一度事務所に寄るのだが、その際、事務所に上がらず、入口にあるカウンター越しに話をして終わる程

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